2011年12月06日
阪神JF 過去の傾向から
と、いう訳でして当然今年も大注目なんですが、中心馬の1頭サウンドオブハートは芙蓉S後に直行を表明。よって2ヶ月ぶりのレース。勝ってきたのもあまり阪神コースと結果がリンクしない中山マイル戦。
もう1頭の中心馬エピセアロームは小倉2歳S勝ちからの直行。こちらは3ヶ月ぶりのレースでしかも前走は1200m。
2頭ともかなりの能力を感じさせる馬ですが、ローテ的には不安が残る。。
ファンタジーS組はどうも距離伸びて更にってタイプではありませんし…。
1勝馬の中にもジョワドヴィーヴルをはじめ面白そうな馬は結構いるんですが、こちらは抽選待ち。通ってもジョワドヴィーヴルの場合はキャリア1戦ですからねぇ。
なんだかとっても波乱な匂いがするのは私だけ?先週大負けてるからそんな気になってるのかもしれませんが。
とりあえず、阪神JFの過去10年の傾向です。
上位人気の成績
1番人気
4、1、5、3、14、2、4、1、5、1着
2番人気
3、16、12、7、3、2、3、6、1、9着
3番人気
13、7、4、2、6、6、1、2、6、4着
4番人気
5、11、8、8、4、1、13、3、4、2着
6番人気以下の馬が4勝、2着5回。03年には上位人気が全滅、6→10→12番人気で決まる大波乱の決着。
なんですが、阪神コース改修後は強い馬が勝ちやすいコースに変わり、06年以降の5年間は6番人気以下の連絡みは1頭で。勝ち馬も全て4番人気以内から出ております。キャリアの浅い2歳馬のため、この時点での人気のあるなし=実力ではありませんので波乱がないとは言い切れませんが、強い馬が上位に来るレースとは言えそうです。
前走成績から(前走芝のレースを使っていた馬のみ対象)
ファンタジーS1着馬
4、1、5、3、14、2、4、5、6、12着
ファンタジーS2着馬
13、4、4、13、5、3、12、3着
ファンタジーS3着以下
1、8、9、5、10、13、16、17、3、8、10、12、7、8、12、16、8、11、12、15、6、9、11、12、16、15、11、18、4、7、2、5、6、14着
その他の重賞連対馬
5、15、6、2、14、2、5、11、1、4着
その他の重賞3〜5着馬
1、1、4、6、5、3着
勝ち馬の半数が前走重賞出走馬。しかし主力ステップのはずのファンタジーSはこれだけの出走頭数で僅か4連対。しかもそのうち2頭は6着以下からの巻き返しで連対馬の成績は不振。ファンタジーSは前走1200、1400mの短距離馬が活躍しやすいレースですので好走馬にはちょいとマイルという距離が長いのかも?またスイープトウショウ、ラインクラフトも負けていますので、前走1400mの重賞を使ったこと自体もあまり良くないのかもしれません。
逆に1400mのペースに合わなくて負けてた馬というのは穴として面白いかもしれませんが。
他の重賞好走馬も特に重賞実績がアドバンテージになってる訳ではない模様。ただ馬券に絡んだ6頭は全て前走掲示板を確保。たとえ重賞でも6着以下の馬は大きく割引きしたいところです。
OP特別1着馬
10、3、14、17、17、13、16、4、10、15着
OP特別2〜5着馬
2、10、13着
500万条件1着馬
3、6、7、8、7、6、1、5、7、3、8、17、6、7、10、18、2、6、7、10、17、1、16、8、9着
500万条件2〜5着馬
6、7、2、11、14、16、17、10、1、4、7、1、8、13、9、7、12、16着
未勝利戦(2回目の新馬戦)1着馬
14、15、14、18、5、9、18、9、15、1、8、10、18着
1戦1勝馬
12、16、11、2、15、4、2、3、2、14、3、9、13、11、17着
OP特別好走馬でもこのありさま。逆に頭こそありませんがキャリア1戦の馬でも十分馬券に絡めるレース。特に500万やOPでの実績を重視する必要はないのかなと。
ただ前走未勝利から優勝したのはあのブエナビスタ(1番人気)のみ。例外中の例外としてみるのが妥当でしょうか。500万下組はヤマカツリリーやウオッカ、トールポピーなど負けていた馬でも優勝や連対あり。勝ち負けもさほど拘らなくていいかもしれません。
ただ重賞組を除くと馬券に絡んだ馬は全て前走3着以内。4着以下は流石に厳しいご様子。
上位4番人気の前走別成績
ファンタジーS出走馬
4、13、1、16、4、5、8、12、3、7、8、14、2、6、3、4、4、6、2着
その他の重賞出走馬
5、2、4、6、5、1、4着
OP特別出走馬
13着
500万下出走馬
3、7、1、3、1、2、6、1、9着
新馬、未勝利戦1着
11、3、1、3着
一目瞭然。ファンタジーS組が人気を背負ってぶっ飛びまくり。よほどの自信がない限り軸するのはハイリスク。そしてローリターン。
その他の重賞組もあまり人気で絡んだ馬はおらず…。逆にヤマニンシュクル(札幌2歳3着で6番人気)、ショウナンパントル(デイリー杯2歳5着で8番人気)やアニメイトバイオ(京王杯2歳2着で5番人気)といった重賞で好走してるのにあまり人気がない馬を狙うといいかもしれません。そんな馬がいたらの話ですけど…。
という訳で人気どころで最も信頼度が高いのは500万、新馬、未勝利の出走馬。重賞実績がないからといって軽視するのではなく、データからはむしろ軸でいい存在。
今日のまとめ
小倉2歳や中山のマイルOPから直行する2頭はデータからは明らかに怪しい。これにファンタジーS組が絡んでワンツースリーなんて結果が出たら最早事故のレベル。そんな馬券が出たら潔く諦める。安いでしょうしね!
抽選組がどうなるかわからないので何ともいえませんが、現時点での軸候補は500万下組からラシンティランテ、ヴィルシーナ。500万下でもなく3着以内でもありませんが好ステップ黄菊賞と同条件の萩Sで1馬身差の4着に入っているアナスタシアブルー。そして出てこれるなら4番人気以内は確実か?のジョワドヴィーヴル。
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