2012年03月07日
フィリーズレビュー 過去の傾向から
例年はあまり本番には直結しないステップですが、今年はチューリップ賞で2歳女王ジョワドヴィーヴルがまさかの3着。対抗馬とみられていたジェンティルドンナも仲良く4着と敗れ断然ムードが一変。
また阪神JFを1番人気で3着に入ったサウンドオブハートも1月の紅梅Sから桜花賞に直行とローテに不安あり。
そして4戦3勝と急上昇のヴィルシーナは本番での好走少ないクイーンC組…。
ここに来てこのフィリーズレビューの重要度がグググっとあがったように思います。強い内容での勝利なら本番でもかなりの人気になるでしょうし、逆に阪神JFの2、4、5着馬がここで不甲斐ないないようだと、阪神JFのレースレベルに疑いが掛かるなんてこともあるかも?
それではフィリーズレビュー。過去10年の傾向です。
上位人気の成績
1番人気
3、1、2、1、12、1、10、4、2、4着
2番人気
7、3、1、4、4、7、14、7、12、7着
3番人気
4、2、6、3、1、8、12、2、13、1着
4番人気
9、13、13、5、13、4、3、9、4、10着
5番人気
2、5、3、11、3、3、4、11、3、3着
3番人気以内の馬が6勝していますが、残りの勝ち馬4頭は6番人気以下。6番人気以下の馬券絡みは10頭いますが、その内9頭が連対と馬連での紐荒れが狙いやすいレースになっています。
波乱含みではあるものの4番人気以内の馬が1頭も馬券に絡めなかったことはなく、4番人気以内の馬からの3連複1頭軸がデータからはおすすめです。
前走成績から
阪神JF掲示板から
3、1、13、1、1、7、10、7、2着
阪神JF6着以下から
6、11、13、3、6、4、1、3、6、16着
クイーンC掲示板から
9、7、5、13、4、10、13、1着
クイーンC6着以下
1、4、5、8、8、10、14、7、11、6、11、13、11、5、6、14着
フェアリーS5着以内()内は1200m時代
(4、7、1、)2着
フェアリーS6着以下()内1200m時代
(15、13、5、)着
その他の重賞5着以内
4、12着
その他の重賞6着以下
4、13、16着
決して出走馬が少ない訳ではないんですが、阪神JFを除く重賞からの連対は僅か4頭しかいません。特に不振なのはクイーンC組。好走すれば桜へ直行!というのが例年のクイーンC組なんですが、ここに出てくるということはつまり賞金が…。そういうタイプの馬が強行出走してきても結果はイマイチということなのかもしれません。
エルフィンS1着馬
2、3、12着
エルフィンS2〜5着馬
2、4、14、6、5、14、3、8、1、3、4、2、5、8着
エルフィンS6着以下
10、9、2、3、7、14、1、10着
紅梅S連対馬
7、2、14、12、15着
紅梅S3着以下
10、5、10着
その他の芝OP特別出走馬
14、8、12、7着
ここでもエルフィンSがやたらと馬券になっています。ただ5着以内に好走していたような馬からでも優勝馬は1頭しか出ておらず、逆に6着以下でも巻き返しがきくというあまり着順がアテにならないステップの模様。
エルフィンS組は着順より阪神適性や1400mへの適性を重視して選んだほうがいいかもしれません。
芝の500万条件1着馬
中、3、1、10、8、2、15、9、3、4、4、8、3、9着
芝の500万条件で負けていた馬
6、10、11、5、6、9、8、16、16、9、11着
ダートの500万条件1着馬
11、13、12、5、12、8、15、2、11、2、6、9、13、7、14、8、11、13着
ダートの500万条件でまけていた馬
9、15、15着
新馬、未勝利戦出走馬(芝、ダート)
15、16、7、14、15、16、9、11、15、4、10、12、16着
前走500万下勝ち馬からはダートも含めて7頭が馬券絡み。そしてこの7頭に共通しているのが前走距離1400m以下だったということ。
フィリーズレビューは短距離馬の流れになることが多いですからねぇ。道中速いペースで流れる競馬の経験、適性は重要なのかもしれません。
5番人気以内の馬の前走別成績
阪神JF5着以内
3、1、1、1、7、10、7、2着
阪神JF6着以下
13、4着
クイーンC5着以内
9、5、13、4、13、1着
クイーンC6着以下
4、11着
その他芝の重賞5着以内
1、4着
その他芝の重賞6着以下
4着
エルフィンS5着以内
2、3、12、3、8、3、4、2着
エルフィンS6着以下
3、10着
その他芝のOP出走馬
7、2、12、14、7着
芝の500万下勝ち馬
3、9、3、4、3着
新馬、未勝利出走馬
11、4着
ダート戦出走馬
12着
人気馬でもクイーンC組の不振が目立ちます。人気が見込まれるイチオクノホシ、エクセラントカーヴは大丈夫か?
3頭の惨敗が気にはなりますがやはり阪神JF5着以内からの直行馬。頭は期待できないもののエルフィンS組が軸では買いやすいのかなと。
今日のまとめ
上にも書いたとおりイチオクノホシはクイーンCを挟んだローテが気掛かり。ここはデータどおり阪神JF掲示板からの直行馬アイムユアーズ、アンチュラスの2頭が軸候補。両馬ともマイルよりむしろ1400mでというタイプですし、距離適性に不安もありません。
紐候補はエルフィンS2着のフレイムコードですが、今年のエルフィンSはお世辞にも面子が揃ったように見えずレースレベルが微妙な気も。ですので1200、1400mの500万下勝ち馬を狙っていった方がオッズ的にも面白いかもしれません。
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