2012年10月09日

ブラックタイド産駒が重賞初制覇!テイエムイナズマ

メイケイペガスターの初戦を観てすっかり心を奪われていた訳なんですが、2戦目のデイリー杯2歳Sはいいとこなく惨敗。
故障ではなくどうやら気性面からの惨敗のようですねぇ。まぁ故障がなくて何よりなんですがこの先はいつ走るかわからない。そしていつぶっ飛んでもおかしくないそんな危なっかしい馬になりそうな予感。

凄い勝ち方を疑ってなかっただけにショッキングな敗戦でしたが、終わってみれば個人的には嬉しい結果に(馬券は当然外れてます)。

勝ったのは今年が産駒デビューとなるブラックタイドの産駒テイエムイナズマ。現役当時走るたびに応援してましたんで覚えてらっしゃる方もひょっとしたらいるかもですが、このブラックタイドは私の元PO馬。
思い入れのある馬の産駒の重賞勝ち。なんとも感慨深いものがあります。こういうのまたPOGの醍醐味。そして競馬の醍醐味ですからね!いちいち感動です。

そして2着は大好きなグラスワンダー産駒クラウンレガーロ。距離伸びて良さそうだなと思ってみてましたので、この距離で結果が出てまずは一安心。
久しぶりにクラシックを沸かせるグラスワンダー産駒になってもらいたいところです。

4回東京1日(10月6日)サフラン賞・牝馬 芝1400m
タガノミューチャン・・・★★+
速い流れですが馬群はさほどバラけずにほぼ一団。そんな流れを好位の4、5番手から先行。3番手で直線に向くと直線で伸びを欠く他の先行勢を尻目にきっちりと最後まで脚を伸ばす。外から伸びてきた2着馬の追撃と、その間に挟まれた(審議対象)3着馬との追い比べを制しクビ差で際どく押し切った。前走とは違い厳しい流れでしたが末脚は変わらずしっかり。先行してしぶとく脚を伸ばすタイプの模様。相手のレベルはちょいと薄めも価値のあるレコード勝利。

4回東京1日(10月6日)新馬 芝1400m
アユサン・・・★★★★
ディープインパクト産駒で母父はStorm Cat。スタートで遅れダッシュも効かず後方2番手からの競馬になりましたが、道中のペースが遅く3角から楽な感じで押し上げに行く。先頭から3馬身ほどまで押し上げ直線に向くと、馬なりのまま先団に並びかけ追い出されるとスッと抜け出し瞬く間に2馬身ほどのリード。最後は流しながらのゴールイン。終始抜群の手応えで抜け出すときの脚も速い、距離延長にも対応できるそうな走り。

4回東京1日(10月6日)未勝利 芝1800m
インプロヴァイズ・・・★★★★
母父SSのウォーエンブレム産駒で叔父にはエクスペディションという血統。ゆったりとしたペースで一団となって進む流れを中団後ろで脚を溜めながらの追走。コーナーでも押し上げに行かずガッチリと手綱を押さえて直線での瞬発力勝負に備える。直線では馬なりのまま先頭集団に並びかけに行く抜群の手応えで、いざ追い出されると力強く突き抜け2馬身半差をつけてのゴールイン。大物感のある走り。OP、重賞レベルでも楽しみな瞬発力。

4回京都1日(10月6日)デイリー杯2歳S 芝1600m
テイエムイナズマ・・・★★★★
ダッシュがつかず最後方からの競馬になりましたがペースは遅く先頭からはさほど差のない一団の流れ。Sペースの瞬発力勝負では分が悪いと思ったか?3角手前から一気にまくって先頭に踊り出ると、2馬身ほどのリードをとって4コーナーを回る。直線手前で大きく膨らんだためコーナーワークで差は詰められたものの前走同様いい脚を長く長く使い結局そのまま押し切った。この馬の特徴を存分に生かした好騎乗です。

4回京都1日(10月6日)新馬・牝馬 芝1400m
ノボリディアーナ・・・★★★
母父SSのフレンチデピュティ産駒。母系は叔父叔母にフジキセキやシャイニンレーサーのいるミルレーサーの一族です。中団やや外目からの追走で直線に向くと外に持ち出し2馬身ほど前の1番人気馬を目標に追い込み開始。ゴール前でグイグイ加速するその1番人気馬プランタンビジューを更に外からスパっと差し切り1馬身1/4馬身突き抜ける。相手が一瞬の決め手より持続力で勝負するダイワメジャー産駒とはいえ、並ぶ間もなく差し切った瞬発力はなかなかのもの。

4回京都1日(10月6日)未勝利 芝1200m
アカノジュウロク・・・★★
母父SSのバゴ産駒で叔父にはデュランダルがいる血統です。大外枠から好スタートを切ると控えて中団で待機。そのままの位置取りで手応え良く直線に入ると外からジワリジワリと力強く脚を伸ばし内の馬との追い比べを制す。更に外から伸びてきた2着馬との追い比べはやや分が悪かったものの、何とかアタマ差で凌ぎ切ってのゴールイン。あまり末脚に決め手がなさそうな感じで上のクラスでも好走しても勝ち切れないような競馬が続きそう。

4回東京2日(10月7日)新馬 芝1800m
サトノネプチューン・・・★★★
シンボリクリスエス産駒で叔母にアンブロワーズがいる血統です。ドスローの流れで正味直線だけの競馬。道中は中団馬群の中で折り合いに専念し脚を溜めると、そのまま6、7番手で直線へ。直線では馬群の間から外の馬と併せる形で脚を伸ばす。内で粘る先行勢を捕らえ、外の追い込み勢をギリギリ凌いだところでゴールイン。スローの瞬発力勝負を制しましたが、抜群の決め手があるタイプには見えずむしろ勝負根性が凄まじい。

4回東京2日(10月7日)未勝利・牝馬 芝1600m
ジーニマジック・・・★★★
好スタート好ダッシュから内の馬を行かせて2番手先行。3角で暴走気味にハナを奪った馬がいましたが動じず、手応えよく3番手で直線へ。直線に入ると馬なりのまま先頭に立ち、いざ追い出されると力強い脚色で抜け出した。ラスト1Fの時点で既に3馬身ほど抜け出しそのまま難なく押し切った。ダイワメジャー産駒らしくスピードの持続力がありパワフルな走り。先行して押し切る競馬が合いそうです。

4回東京2日(10月7日)未勝利 芝1400m
ハニームーナー・・・★★
母父Selkirkのアドマイヤムーン産駒で従兄弟にシーチャリオット。道中は中団やや外目から追走すると3〜4コーナーから徐々に前へ。直線手前では6、7番手の位置取り。直線ではグイグイっと加速し内の先行勢をジワリジワリと追い詰めて行く。逃げて驚異的な粘りを見せていた2着馬をゴール前で際どく差し切ってのゴールイン。

4回京都2日(10月7日)新馬 芝1800m
キズナ・・・★★★★★
ファレノノプシスの半弟、ディープインパクト産駒です。7頭立て少頭数の競馬で道中はゆったり。直線までは中団内でじっくり脚を溜めて待機。前2頭と2馬身ほど離れた3、4番手で直線に入り追い出されると、Sペースで逃げて伸びる2頭を目掛けてグーンっと加速。あっさりと捕らえて一瞬で2馬身突き放した。追い出されてからの加速の速さ、スピードが乗ってからの伸びが非常に素晴らしく大物感たっぷり。

4回京都2日(10月7日)未勝利 芝1600m
バイオレットムーン・・・★★
内枠からダッシュ良くスーッとハナへ。1馬身後ろの2番手追走馬と2頭で3番手以下を2、3馬身離しながらの逃げを打つ。直線手前で2番手の馬が脱落し3馬身ほどのリードで直線へ向くと、後続の追い上げはなく直線半ばでは4馬身ほどにリードを広げ勝負を決めた。最後はバテバテでしたが半馬身差残してのゴールイン。後続に追走で脚を使わせての逃げ切り勝ちですが、上のクラスでこれが通用するかとなると…。

4回東京3日(10月8日)新馬・牝馬 芝1600m
ダノンビーナス・・・★★★
桜花賞2着馬アズマサンダースの娘でキングカメハメハ産駒。先行集団に殺到、後続馬群も差がなくほぼ一団の流れを道中は中団後方の外から追走。直線入り口ではまだ後方3、4番手といったところでラスト2F時点では最後方でしたが、
追い出されると大外から1頭まるで違う勢いでグングン前を追い抜いて行く。2着馬が内から馬群を捌いて追い込んできましたがこれも楽に退けてデビュー勝ちです。

4回東京3日(10月8日)未勝利 芝1600m
レッドヴィーヴォ・・・★★★
ジャングルポケット産駒。スタートはやや出負けしたものペースは緩く無理することなく中団を追走。そのままの位置取りで直線に向き追い出されると、外からグイグイ脚を伸ばし緩いペースで脚色が衰えない先行勢を追い詰めて行く、逃げ馬を交わし1馬身突き抜けたところでゴールイン。初戦も中山で鋭い決め手を使っており末脚は確か。母父がサクラバクシンオーなので距離延長は?ですがレースを観てる限りはある程度こなせそうな気も。

4回東京3日(10月8日)未勝利 芝2000m
アルヴェロン・・・★★★
スタートはもっさり。府中2000mの大外スタートだった為にちょいと置かれ、追っ付けながら前へ。しかし勢いがつきすぎたか?前にも壁が出来ず道中は途中まで掛かりながらの3番手追走。折り合ってからは手応えも良く直線でも半ばで追い出しを我慢する余裕の展開。ただいざ追い出されると逃げて伸びる2着馬をなかなか交わせず…。結局2着馬との叩き合いをゴール前まで演じクビ差で捻じ伏せてのゴールイン。随所に雰囲気のあるところは見せるものの、それがパフォーマンスにはまだ結びつかず。使いつつ良化に期待。

4回京都3日(10月8日)新馬 ダ1200m
サンライズバロン・・・★★★
好スタートから軽くしごいて楽々ハナへ。その後、内からきた馬にハナは譲りましたが馬体をびっちりと併せ併走して逃げる形。勝負どころの4角でも手綱は全く動かず持ったまま、1頭だけまるで違う手応えで直線に向くとそのまま後続をグングン突き放し8馬身差の圧勝。芝でも通用しそうな抜群のスピード感。しかしワイルドラッシュ産駒で母父アフリートと血統からは…。

4回京都3日(10月8日)新馬 芝1600m
アクションバイオ・・・★★★
最内枠から好ダッシュを決めすんなりハナへ。軽快なペースで飛ばして馬群を引っ張る。直線に入ってからの手応えもよく一旦は2着馬に並ばれたものの、最後まできっちりと脚を伸ばしそのまま押し切った。前残りの馬場で枠、展開にも恵まれた印象ですが、楽にハナに立ち道中も余裕たっぷりに引っ張れるスピード感はなかなかのもの。上のクラスでも楽に先行できれば面白そうです。

4回京都3日(10月8日)未勝利・牝馬 芝1400m
ベルライン・・・★★★
好スタート好ダッシュを決めると内の馬を行かせてびっちりと真横でそれをマーク、併走する形での2番手追走。終始手応えは良く直線では馬なりのまま先頭に立ち追い出されると、後続を逆に突き放しての2馬身半差逃げ切り勝ち。先行して長くいい脚を使えるダイワメジャー産駒のこの馬に今の止まらない馬場も思いっきり味方した模様。その辺りと相手のレベルは割り引いて考えなくちゃいけませんが強い勝ち方です。

4回京都3日(10月8日)未勝利 芝1800m
バッドボーイ・・・★★
手綱をしごき前2走とは打って変わって先行。平均ペースでもこのクラスにしては気持ち速かったのか?やや縦長の展開を2番手からの競馬。直線ではバテた2頭を交わし先頭に立ち、4、5番手追走から脚を伸ばした2、3着馬の追撃を際どく凌いでゴールイン。前残りの馬場に先行策と減量騎手がズバリ。相当しぶとく粘れるようですが、馬場が変わるとどうなるかは…?

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newtype777 at 18:34│Comments(0)TrackBack(0)POG12〜13 

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