2006年07月
2006年07月24日
新馬レビュー インパーフェクトがラベンダー賞勝利！
先週は世代最初のＯＰ戦が函館、新潟で行われ２頭のＯＰ勝ち馬が誕生しました。
函館のラベンダー賞に勝ったのは岡田総帥の持ち馬で早くからコスモバルク級の評価をされていたインパーフェクト。
７頭立てになり中央馬も２頭のみの参戦と戦前はレースレベルに疑問符が付きましたが、少頭数ながら厳しい競馬になり時計も優秀。函館２歳Ｓでも要注意の存在になりそうです。
またこの勝利で新種牡馬ナリタトップロード産駒の中央初勝利も記録。僅か２世代しかいないトップロード産駒ですから是非頑張ってもらいたいものです。
新潟のマリーゴールド賞はハロースピードが優勝。こちらの父はマヤノトップガン。２歳世代最初のＯＰで菊花賞馬の子供２頭が優勝って何だか不思議な感じがしますね。
初戦は先行して突き放す圧勝でしたが、今回は差す競馬を見せて快勝。初戦同様強い競馬でした。
２頭とも重賞でも楽しみな好素材。もしかしたら今年は菊花賞馬の子供が２歳重賞を勝ちまくるかもしれません。
２回函館３日（７月２２日）４Ｒ 新馬 芝１２００
ビービーガルダン・・・★★★
道中は２着馬と併走して逃げＨペースですっ飛ばす縦長の展開。直線に入ると併走馬を難なく突き放し快勝。スピードもありますが距離延長にも対応できそうな血統。使われた上積みも見込めますし今後も楽しみ。タフな競馬に強そうなタイプに見えます。
２回函館３日（７月２２日）１０Ｒ ラベンダー賞 芝１２００
インパーフェクト・・・★★★★
好スタートを切るが行きたがる馬を押さえて外目の３番手を追走。直線に入っても手応え十分で突き放しにかかる逃げ馬を外から豪快に追い込んで捻じ伏せた。少頭数ながら前半の３Ｆ３３秒７というＨペース、そんな流れを好位追走からの厳しい競馬で勝利。ただ思ったより距離適正は短めかも？？
２回新潟３日（７月２２日）６Ｒ 新馬 芝１０００
メジロアダーラ・・・★★★
メジロダーリングの初仔。流石に新潟１０００ｍは強かった。余裕たっぷりに先行できるスピード、追い出してからの伸びもなかなか。ただ母を見ると距離延長は疑問。ＰＯＧ期間内の短距離重賞は限られているし母は古馬になってから本格化。素質は高そうですが現時点でＯＰを勝てるかとなるとまだ未知数。
２回新潟３日（７月２２日）９Ｒ マリーゴールド賞 芝１４００
ハロースピード・・・★★★★
スタート悪く後方からの競馬。道中で追い上げて脚も使ったように見えましたが、直線で外に出されると素晴らしい末脚。一気に抜き去り２馬身の差を付ける完勝。距離はまだまだ伸びても問題なさそうですし、差す競馬ができたのも大きい。当然、新潟２歳Ｓにでれば中心の１頭。
２回小倉３日（７月２２日）４Ｒ 新馬 ダ１０００
アインファスター・・・★★
激しいハナの奪い合いに気合いをつけて内から加わり２頭で３番手以下を大きく引き離す逃げを打つ。結構なＨペースもダートの短距離、行った行ったで決着。バテた２着馬をゴール前突き放して完勝。半兄タキオン産駒のウォーターポロもダートの短距離で２勝。この馬もダートの短いところで良さそう。
２回小倉３日（７月２２日）５Ｒ 新馬（牝馬） 芝１２００
シャルマンレーヌ・・・★★★★
道中は内の４番手で待機、ペースは速かったのですが４コーナーで掛かり気味に上がって行く抜群のスピード、直線外から並びかけられるとまた一伸びし最後まで抜かさせない勝負根性は素晴らしい。勝ち時計も優秀、距離も2000ｍ位までならこなせそうな血統、今後がかなり楽しみ。
２回函館３日（７月２２日）１Ｒ 未勝利 ダ１０００
オープンザゲート・・・★★
ダート１０００ｍを３戦し初勝利。マイネルモルゲン、シンメイレグルスの半弟という事ですしダート適性は高そう。レースはゲートは普通も二の脚が速く内枠も活かしてハナを奪うと直線でも力強く後続を突き放し完勝。芝は走って見ないと何とも言えずボストンハーバー産駒なので距離延長も微妙ですがダートなら上のクラスでも直ぐに通用しそう。
ナリタトップロード 見果てぬ夢を追いかけて
マヤノトップガン THE ALLROUNDER
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2006年07月23日
函館記念回顧 あれ？荒れる重賞じゃないの？？
他のブロガーさんの予想記事を拝見しても今回は穴狙い。波乱予想のブログが多く、過去の馬連平均配当が万馬券という荒れるハンデＧ�携ヾ杁�念に夢を見てた方も多かったように思います。
私も当然その１人。買ってる馬券は馬連から３連複、単まで万馬券ばかり。万馬券ドンと来いと待ち構えていましたが…
結果は１、２、３番人気と人気どおりでワンツースリー…。まぁこういうもんですよね。競馬って。
それでは予想結果です。予想
１着△エリモハリアー
２着−エアシェイディ
３着−マヤノライジン
４着◎アスクジュビリー
５着−シェイクマイハート
６着△ブルートルネード
７着×トウショウナイト
１０着○マチカネメニモミヨ
１３着▲セフティーエンペラ
今日の函館は馬場が渋ってた事もあり前残りの競馬が多かったのですが、その騎手心理が働いたのか？強力な逃げ馬の存在も手伝ってＨペース。
前半の１０００ｍが６０秒５。勝ち時計が２分５秒台ですから超Ｈペースと言ってよいかと思います。
それでも後方一気までは辛い馬場。私の◎○は道中後方２番手と離れた最後方。展開は向いても流石に馬券に絡むまでは厳しかったようです。
ただ、大穴が出る時は展開が左右する事が多いというもの。ああいう思い切った騎乗は人気もなかったですし大賛成。ひとつ残念だったのは良馬場だったらもう少し外れたにしても楽しめていたかもしれません。
大穴を狙い人気どおりの決着は仕方ないところ。ただいつの日かこういう買い方を続けていればそういう配当を取れるハズ。買わなきゃ取れませんから今週は後悔も反省もあえてしません。
そういう大万馬券が取れる日が私が生きてる内にくる事を信じて、これからも荒れそうなレースがある時はトコトン狙ってみようと思います。
で。話はコロっと変わって関越Ｓ。
このレースには元ＰＯ馬のブラックタイドが屈腱炎を乗り越え２年３ヶ月振りにレースを走りました。
Ｇ�蕎，舛亮太咫▲妊�ープインパクトの全兄という血統からも復帰せずとも種牡馬入りはできたであろう馬ですが、現役にこだわり今日無事に復帰戦を完走。関係者の努力と信念に頭が下がります。
結果は道中最後方を追走し終いだけの競馬で７着と勝負を度外視したような乗り方でしたがアガリ３Ｆはメンバー最速。上々のデキではないでしょうか。
一時は引退を考えた程の大怪我ですので、今後も脚元に爆弾を抱えてる状態での出走になるでしょうが、もしかしたら有馬記念で弟との兄弟対決も夢じゃないかもしれませんね。
すっかり昨日の勝ち分を溶かしてしまった本日の競馬でしたが、函館記念そしてブラックタイドで夢を見る事ができたのでまぁ良しとしようじゃないかと。自分を納得させつつ泣きながら自棄酒モードに入ります。
ひとりガサゴソ飲む夜は・・・・・・
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2006年07月22日
函館記念 最終予想
本日やっとマリーゴールド賞が的中。ようやく流れが向いて来たのかも？
１０頭立てのレースを１番人気から買っての的中なので安心するのは早い気もしますがプラス思考で考えたいところ。
波が来てるに違いない！
と言う事で難解函館記念ですがノリノリで予想してみたいと思います。
過去の傾向はこちらから→データ�� データ��
まずはエアシェイディ。過去ハンデ５７キロ以上で馬券に絡んだ馬は３頭しかおらずその３頭ともＧ�彊幣紊僚転涵，素蓮�
重賞未勝利のこの馬には見込まれたハンデと見てバッサリ消し！来たら諦める。
次はタガノデンジャラス。前走函館コース以外のＯＰ特別出走から馬券になったのはヤマニンリスペクト１頭のみ。初の函館コース。差し馬なのに最内枠に入ったのもマイナスと見て思い切って消し！
荒れる函館記念。この２頭で決まったら仕方ないと思って穴狙いで。
人気馬２頭を消してスッキリしたところで本命です。
好相性の巴賞組。昨年の勝ち馬エリモハリアーが１番人気のようですが昨年は巴賞１着から函館記念を勝利。今年は巴賞２着でハンデも昨年より１キロ増。
それなら１年以上の長期休養明けの前走巴賞で出遅れながら２馬身差の競馬をしたハンデ５４キロアスクジュビリーの方が人気的にもハンデからも狙い目。
と言う事で叩き２戦目、鞍上も魅力のアスクジュビリーに◎。
対抗は昨年の４着馬マチカネメニモミヨ。昨年の１、２着馬が昨年と比べハンデが増えているのに対しこの馬は同斤。前走９着も休養明けの叩き台で着差は僅か。
単穴に函館２勝の巴賞組セフティーエンペラと押さえに人気のブルートルネード、エリモハリアー。
そして最後にデータからは消しも、最近立て続けに痛い目に合わされ続けている鞍上重賞初勝利のパターン。ブッシー騎乗のトウショウナイトを押さえて終了。
買い目
◎アスクジュビリー○マチカネメニモミヨ▲セフティーエンペラ
△ブルートルネード、エリモハリアー
×トウショウナイト
馬連 ６頭ＢＯＸ １５点
３連複 ６頭ＢＯＸ ２０点
３連単マルチ ◎○軸で相手▲△△× ２４点
馬連最高３９０倍！３連複最高２３００倍！！３連単最高１０３７０倍！！！
夢馬券ドンと来〜い！
夢は、紙に書くと現実になる!
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2006年07月21日
ラベンダー賞、マリーゴールド賞 いきなり最終予想
いよいよ２歳戦もＯＰ戦が今週から始まります。
函館のラベンダー賞は７頭立て新潟マリーゴールド賞は１０頭立てと馬券予想をするには寂しい頭数になってしまいましたが、指名馬を出走させるＰＯさんにとっては実質５００万特別なみのレースでＯＰの賞金ゲット。かなり美味しいレースになりそうです。
まぁ、私の指名馬は出走してないんで美味しいもクソもないんですけどね…。というかデビューすらしてませんでした…。
頭数が少ないながらも両レースとも函館、新潟２歳Ｓに直結するレース。きっちりチェックはしておきたいところです。
それではラベンダー賞から。
地方馬が強いレースですが、実際殆ど見た事もなく初芝の馬を狙うのは勇気がいります。
本命は唯一函館の芝に出走実績のあるローレルゲレイロで。
実は新馬レビューではＯＰをスピードで圧倒できるとなると疑問。と書いた馬なのですが７頭立てでこの面子なら何とかなりそう。
相手は地方馬ヴィヴァチッシモ。母父ＳＳのサクラバクシンオー産駒で従兄弟にスズノマーチなどがいる良血馬。キャリア４戦もプラス材料。
単穴に新種牡馬スウェプトオーヴァーボード産駒のヒデサンジュニア。父の産駒は中央でもマイネルサニベルが素晴らしい切れ味を見せて新馬勝ち。もしかしたら芝でこその馬かもしれない。距離短縮も向きそう。
話題のインパーフェクトは１２００ｍは少し短そう。人気になるでしょうしあえて蹴っ飛ばしてみる。
◎ローレルゲレイロ○ヴィヴァチッシモ▲ヒデサンジュニア
△エイシンイッテン
馬連 ◎−○▲
７頭立てなので馬連は２点で勝負。
３連複 ◎−○▲△ ３点 （配当次第で中止）
続いてマリーゴールド賞
本命は新馬戦終了後から次走は頭から買おうと心に決めていたハロースピード。福島１２００ｍを１分８秒台で走るスピードがあり血統から距離延長も問題なし。好位追走から突き抜けそうな予感。
対抗はマルカハンニバル。直線の長い２歳馬にはタフな新潟コース。マイル経験とキャリア２戦は強み。
押さえに素質馬ピンクカメオ、距離延長が不安も初戦の内容が強かったマイネペローラの２頭。
人気になりそうなブレイブボーイは初戦を見る限りではそんなに強そうに見えなかったので消し。
◎ハロースピード○マルカハンニバル▲ピンクカメオ
△マイネペローラ
馬単 ◎→○▲△ ３点
３連単 ◎→○▲△→○▲△ ６点
消した人気馬２頭インパーフェクト、ブレイブボーイがそれぞれ勝ったら暫く立ち直れない予感…。
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2006年07月20日
函館記念 前走から
ここ１ヶ月で２度喰らってる１着馬が無印で鞍上が重賞初制覇という涙の回顧パターン。
２度ある事は３度ある！
３度目が今週とは限りませんが今週の函館記念に騎乗する騎手の中で重賞未勝利騎手は武士沢騎手ただ一人。
ハンデ５７キロと近走成績を考えると恐らく思いっきり人気落ち。流石に軸にはしませんが注意したいところです。
ここに書いておけば当日買い忘れる事もないかなと。
それでは昨日できなかった過去の傾向からの前走データです。
昨日同様参考データはハンデ戦になってからの過去９回分を参考にしました。
前走から
馬券に絡んだ２７頭中１２頭が前走巴賞ステップ。と言う事でまずは前走巴賞組の成績からです。
巴賞連対馬の成績
�������キЛキ��´�着
巴賞３、４、５着馬の成績
�Л┃��Ν����キ����キ��������┃きキきキ�着
巴賞６着以下の馬の成績
�↓��Л����き��´������き����Ν�������着
二桁着順からの巻き返しはありませんが、６着以下からも５連対と人気薄での突っ込みが多いステップ。
連対馬は昨年ワンツーを決めるまでは３着止まりと好走馬より凡走馬が好走傾向。軽ハンデの巴賞６着〜９着馬は穴で狙い目。
ただ今年はそれに該当するのが３頭もいるんですよね…。
その他のステップから
前走Ｇ�欺仭�
���┃������Л�着
前走Ｇ�供■猫靴韮誼絨米�
�����き����Ν┃��ききΝ��悪┃��������キΝ�������着
前走Ｇ�供■猫靴韮驚絨焚�
���������┃������キ��������悪き�������着
その他のＯＰ特別５着以内
���ΝЛ┃��������Л���着
前走条件戦勝ち馬
�きΝ��������������悪�����������着
前走重賞ステップの馬は好走すればハンデがきつくなるせいか凡走、６着以下からも巻き返す馬は少なくあまり狙いたくないステップ。
函館コース以外のＯＰ特別をステップにした馬もヤマニンリスペクト連対したのは１頭のみと不振ムード。人気のタガノデンジャラス、エアシェイディを狙うなら前走条件戦を狙った方が面白いかもしれません。
今日のまとめ
巴賞組でワンツースリー（９、１４、１０番人気！）が出た０１年の再現を狙って巴賞組中心で馬券を買う予定。
まぁ巴賞組７頭もいるんですけど…。遊びで７頭ＢＯＸも検討中。
それに武士沢騎手のトウショウナイト、条件戦連勝中のマヤノライジンを組み合わせた馬券が勝負馬券！
って全部で何頭になっちゃうんだろう…。いくらなんでも９頭ＢＯＸはマヌケなのでハンデと枠で３、４頭ほど消せればいいんですけど。。
ローカルヒーロー大図鑑
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2006年07月19日
函館記念 エアシェイディの５７キロは見込まれすぎ？
小回りコースのハンデ戦。また今週もビシっと外しそうなメインレースが組まれております。
反省の意味も込めて牝馬を徹底マーク！と鼻息を荒くして待ち構えていた函館記念ですが、登録馬に１頭も牝馬がいないという驚愕の事実。
２２頭も登録してるのに、こんなこともあるのね…。
折角、実践しようと思ったのに。。
何だか登録段階から既に流れが悪そうですが、まぁいつもの事。気を取り直して過去の傾向から。
参考データはハンデ戦になってからの過去９年分です。
上位人気の成績
１番人気
�������Ν����´���着
２番人気
���き����Л����´�着
３番人気
���ΝΝЛ����ΝЛ�着
４番人気
�きЛ��キ����キ���着
５番人気
�������き┃�������着
荒れすぎ。６番人気以下が５勝、２着５回、３着６回と馬券に絡んだ半数以上が６番人気以下。しかもその内の半分８頭が二桁人気というとんでもないレース。
人気薄同士での決着もあり軸を決めずにＢＯＸ買いが作戦的には良さそうですが…。ＢＯＸするほど絞り込めるかどうか…。
人気馬のハンデ別成績
１〜４番人気に支持された馬のハンデ別成績です（牝馬は＋２キロして計算）。
ハンデ５８キロ以上の馬
�き┃��´���着
ハンデ５７、５７．５キロの馬
���Νキ�����着
ハンデ５６、５６．５キロの馬
�´↓��Л��Νき����ΝЛΝ�着
ハンデ５５キロの馬
�������Л��������´�着
ハンデ５４キロ以下の馬
�き����ΝЛ���������着
芝が重いのでもっと極端な傾向が出るかと思ったんですが、人気馬に関してはそうでもないようです。
ただ６番人気以下で馬券に絡んだ１６頭の内１４頭はハンデ５５キロ以下で、５６キロ（牝馬５４キロ）で絡んだ馬は２頭しかいませんでした（５７キロ以上はナシ）。
人気薄はやはり軽ハンデを狙うのがよいかもしれません。
今日のまとめ
ハンデ５７キロ以上で連に絡んだのはエアエミネム、ファインモーション、トップコマンダーの３頭で３頭ともＧ�彊幣紊脳，前肇▲蝓�
今年人気になりそうなハンデ５７キロ以上のエアシェイディはＧ�僑加紊亮太咾呂△蠅泙垢�実はＧ�靴眈，辰討い覆ぞ�況。見込まれ過ぎた気がします。
大穴狙いなのは確定なので思い切って消しちゃおうかしら…。今年のＰＯＧ指名馬の半兄なので頑張って欲しい気もするのですが、応援馬券なんぞ買ってる余裕は既にありませんし…。う〜ん。
とりあえず次回は前走成績のデータを調べて消すかどうかを決めようと思います。
競馬「ここ」に騙されるな!―飛ぶ人気馬の謎・来る穴馬の秘密
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2006年07月18日
新馬レビュー ゼットカーク函館の主役になりそうな予感
先日の日曜の新馬戦で楽勝し今週のラベンダー賞にも登録があるゼットカーク。
出走は藤田騎手の馬（ローレルゲレイロ）次第との事らしいので出走するかは微妙ですが、出れば１番人気に支持されそうな勝ちっぷりの良さでした。
仮に函館２歳Ｓ直行でも上位人気に支持されそうです。そんな馬ですから出来れば函館２歳前にもう１走見ておきたいのですけど…。
ラベンダー賞は地方馬含めて登録９頭。鞍上には拘れず出してくれないかな。
２回函館２日（７月１６日）４Ｒ 新馬 芝１２００
ゼットカーク・・・★★★★
Selkirk産駒。抜群のスタートで早くも２馬身程のリード、あっさりハナに立つと後続を引きつけての逃げ。直線でもすんなり抜け出し最後は押さえる着差以上の大楽勝。スピードが勝ってるタイプに見えるので距離延長は疑問ですが1200〜1400ｍならＯＰ、重賞でも楽しみ。
２回新潟２日（７月１６日）５Ｒ 新馬 ダ１２００
アポロビンゴ・・・★★★
Cape Town産駒のマル外。楽にハナを切れるほどの絶好のスタートとダッシュの速さでしたが内の馬に譲って２番手に控えるセンスの良さ。直線に入るとすぐに抜け出しアガリ最速で後続を楽々完封。父の産駒はダートでばかり走り芝では殆ど走っていないので芝適性は不明ですが、短距離向きのスピードはありそうです。
２回新潟２日（７月１６日）６Ｒ 新馬 芝１４００
メイクユーハッピー・・・★★★
マンハッタンカフェ産駒の初勝利。速いペースを好位追走から直線早め先頭で押し切った。最後まで余裕のある走りっぷりでスタミナもありそう。あまり早い時期から活躍するタイプの母系でもないし父も現役時代は晩成傾向。それでいてこの時期に新馬勝ちは評価していいと思う。
２回小倉２日（７月１６日）４Ｒ 新馬 芝１２００
ストラテジー・・・★★★★
スピードの違いであっさりハナを奪うとマイペースの逃げ。直線に入り追い出されると楽に後続を５馬身突き放した。スピードがあり瞬発力も上々。時計も優秀で上積みも見込めそう。母とその半姉が小倉、函館の２歳Ｓ３着馬。早熟っぽいところがあるので３歳以降は？？ですが２歳戦で稼いでくれそう。
２回函館２日（７月１６日）１Ｒ 未勝利 芝１２００
モデスティー・・・ ★★
レースごとに良化し３戦目での初勝利、使われつつ力を付けてきた。叔父にビコーペガサス、近親にシンボリグランなどもいる血統で父からも短距離向き。ただ現時点ではそんなに切れる印象がないので上のクラスで勝つには苦労しそうな予感。
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2006年07月17日
新馬レビュー ガールズポップが７馬身差の圧勝！
時間的な都合により、まずは土曜日分の新馬レビューからです。
今週から新潟、小倉が始まりましたが、土曜の２歳戦からはこれといった馬が勝ち上がらず、ちょっと辛めの評価になってしまいました。
みんな同じような３つ★評価じゃあまりやってる意味もないでしょうし自分にプレッシャーをかける意味でもたまには良いかなということで。
そん中で注目したい馬が１頭。函館のダート戦を圧勝したガールズポップです。兄は残念ながら未だ未勝利ではありますが社台のクラブでは総額１億円で募集されたＳＳ産駒のクールカリッジ。
それだけの額で募集される牝系ですから下からバケモノが出ても不思議じゃありません。
次走に注目したい１頭です。
２回函館１日（７月１５日）４Ｒ 新馬 ダ１０００
ガールズポップ・・・★★★
ＳＳ産駒の上２頭は未勝利ながら母系の質は高い。父がＦＤに替りダート適性が増したのかパワフルでスピード感抜群の走り。他馬が追っ付け気味に追走するも馬なりのまま４角を回り７馬身突き放した。少頭数でレースレベルに疑問はありますが、短距離なら上のクラスでもやれそうな感じ。是非芝でも見てみたい。
２回新潟１日（７月１５日）６Ｒ 新馬 芝１２００
シャルトリューズ・・・★★
ポンと好スタートから２番手の外へ。直線で先頭に立ち力強く最後まで伸び押し切った。重馬場の影響かペースは速めも前残り。サザンヘイロー産駒ですし馬場が渋ったのもプラスに働いた気がします。上積みはありそうですが、芝の良馬場でどういう競馬をするのかは次走に注目。
２回小倉１日（７月１５日）４Ｒ 新馬（九州産） 芝１２００
コウセイカズコ・・・★★
４馬身差の圧勝も九州産馬限定戦。スピードの違いで逃げ直線で後続を突き放したがラスト３Ｆは全て１２秒台。翌日の同距離の新馬戦と比較しても当然低レベルで時計も平凡。九州産馬限定戦のレースなら上でも通用しそうですが、普通の馬と混ざると厳しそうな予感。
２回小倉１日（７月１５日）５Ｒ 新馬 芝１０００
エーシンオームズ・・・★★
スタート後は追っ付け気味に２番手を先行。直線に入ると一旦逃げ馬に突き放されたように見えたが、バテずにジワリジワリと伸び逆に早仕掛けでバテた逃げ馬をゴール前で交わした。スパッと切れるように見えず、スピード感もイマイチ。平坦コースの短距離馬の印象。
２回新潟１日（７月１５日）１Ｒ 未勝利 ダ１２００
ムラマサノヨートー・・・★★
前走とは違いダート、そして今回は逃げずに３番手に控える競馬。最後まで手応え良く直線でも力強い走りで着差以上に余裕のある内容。大物感はさほど感じませんが堅実に走りそうなタイプで上のクラスでも順番がくれば勝ち上がれそうな感じ。あまり距離延長は向かなそうな母系なので短距離が良いかも。
２回小倉１日（７月１５日）１Ｒ 未勝利 ダ１０００
スーサンライダー・・・ ★★
母父ナリタブライアンのアグネスタキオン産駒。ダート替りで４馬身差のレコード勝ち。とは言え年に２歳戦では年に５レースほどしかない小倉ダート1000ｍ。馬場状態を考えると過剰評価は危険かも。また少頭数の緩い流れをタメ逃げでの勝利と流れも向いた感じ。パワーもスピードもありそうですが試金石は次じゃないでしょうか。
