2007年03月
2007年03月07日
新馬レビュー アドマイヤオーラ、打倒ホウオーの１番手に浮上
２着ココナッツパンチの見方次第で、この評価がガラリと変わりそうなレースでしたが、私は“キャリア１戦の馬に首差まで迫られた”という見方ではなく、上位４頭の中で１番厳しい展開にいたこの馬が最後まで交わされなかった事を評価したいと思います。最後も余裕はありましたしね。
ただこの競馬でフサイチホウオーに勝てるかとなると…。やってみないと勿論わかりませんが、勝負根性の塊であるホウオーに並びに行くような競馬は分が悪い気が。
折角、スンバラシイ瞬発力のある馬なんで脚を溜めて外から一気にスパッと！の方がいいように私は思うんですけどね。
まぁフルゲートの皐月賞でそれをやるのも十分過ぎるほどリスキーですけど…。
２回中山４日（３月４日）１１Ｒ 弥生賞１着 芝２０００
アドマイヤオーラ・・・★★★★＋★★
思ったより速めのペースになりましたが、やや前目の５、６番手からの競馬。前走シンザン記念のレビューで速いペース、アガリの掛かる展開でどうなるか？と書いたんですが、これくらいの流れなら全く問題ない模様であっさりクリア。相変わらず並んでからの勝負根性も素晴らしい。
２回中山４日（３月４日）１１Ｒ 弥生賞２着 芝２０００
ココナッツパンチ・・・★★★★
切れモノ２頭を相手にアガリ最速を記録し、僅か１戦のキャリアで皐月の権利をゲット。道中は後方で脚を溜め直線外からパワフルな追い込みを見せたが、いざ並んでからが交わせそうで交わせず…。とは言えキャリアを考えると大健闘の内容。ただこれで本番もキャリア２戦で挑戦するハメに。また激走の反動も心配。
２回中山４日（３月４日）１１Ｒ 弥生賞３着 芝１６００
ドリームジャーニー・・・★★★★＋★★
直線で不利を受けたのも痛かったが、脚色を見ると２着馬の方が良かった。差は詰まっていたとは思いますが、不利がなくても交わせていたかどうかは疑問。朝日杯で使った鬼脚は出せていなかったと思う。もっと後ろで脚を溜める競馬の方が合っているのかも？単純に距離かもしれませんが…。と言っても叩き台、悲観する内容でもないんですが。
２回中山４日（３月４日）６Ｒ 新馬 芝２０００
シグナリオ・・・★★★★
緩い流れでしたが後方で待機、４コーナーでは外を回さず馬群の中を突いて直線へ。外から鋭く追い込んできた３着馬と併せる形にになりましたが、ゴール前でグイッと伸び突き放すと逃げ粘っていた２着馬も捕らえてゴール。ジャングルポケット産駒らしい力強く豪快な末脚でデビュー戦を勝利。次走も楽しみ。
２回中山４日（３月４日）７Ｒ ５００万下 芝１２００
グレイトフルタイム・・・★★★
内からスーッとダッシュをきかせ、ハナに立つとスピード感溢れる逃げを打つ。直線に入ると早めに突き放しにかかり、直線半ばで２馬身ほどのリード。早めに飛ばした分、終いが甘くなり最後は２、３着馬に際どく迫られましたが、何とかクビ差残して２連勝。かなりのスピードがありますがあまり制御はできていない様子。
１回阪神４日（３月４日）５Ｒ 新馬 ダ１２００
マルターズマガン・・・★★
More Than Ready産駒のマル外。スタート後押してハナを主張しマイペースで逃げる。直線でも最後まで脚色は衰えず、道中ずっと２番手でマークしていた２着馬を逆に２馬身半突き放しての勝利。典型的なダートの短距離馬の印象。スピードもあり、直線での粘りもまずまず。
１回阪神４日（３月４日）６Ｒ 新馬 芝２０００
フェルヴィード・・・★★★
最内枠からハナを奪いＳペースび落とし直線での瞬発力勝負に持ち込む。直線では４コーナーから２番手に付けていた２着馬と叩き合いながら後続を引き離すと、２着馬との競り合いも最後まで抜かさせずにハナ差押し切った。Ｓペースにしてはアガリ時計平凡も並ばれてからしぶとく勝負根性がありそう。
１回阪神４日（３月４日）７Ｒ ５００万下 芝１８００
クレスコワールド・・・★★★★
８頭立ての少頭数で緩いペースでしたが道中は後方をゆったり追走。３〜４コーナーで外を通り一気にまくると先頭に並びかけて直線へ。先行していた断然人気の２着馬をあっさり抜き去ると、その後もグングン加速。結局２着に２馬身差、３着以下を更に５馬身突き放す大楽勝。前走小倉で見せた瞬発力は阪神コースでも陰りなし。ＯＰでも要注意。
１回阪神４日（３月４日）９Ｒ 雪割草特別 芝１４００
キングスベリー・・・★★★
二の脚がえらい速くスピードのある馬。あっさり先行できれば上でもと前走時に書いたのに買ってないし…。今回はスタートも良く楽に２番手へ。道中の追走も楽で手応えも絶好。直線逃げ馬を交わすのに苦労はしたものの、しぶとく喰らい付きゴール前で捻じ伏せた。短距離馬だと思っていましたが、案外距離も持つかも？
２回中山４日（３月４日）５Ｒ 未勝利 芝１６００
ヘイアンレジェンド・・・★★★
Ｈペースを見越してか、スタート後直ぐに控え後方で待機。４コーナーでもまくって行かずに直線に全てを賭ける競馬。思いっきり展開が嵌りましたが、直線入り口で後方３番手から１２頭牛蒡抜き。速いアガリの展開になるとどうなるか？ですが、流れが向いたにせよ今回は素晴らしい追い込みをみせた。
１回中京２日（３月４日）３Ｒ 未勝利（牝馬） 芝１８００
ブリトマルティス・・・★★
道中は先行集団の後ろ、外目を追走。３コーナーから早めに前へ進出、４コーナーでは４頭並んだ１番外を走っていたのでかなり外をまわってしまいましたが、直線に入るとジワリジワリと脚を伸びし、２着馬との叩き合いを頭差制した。特に切れるイメージはありませんが、なかなか長くいい脚を使えるようです。
１回中京２日（３月４日）４Ｒ 未勝利 芝１２００
シャペロンルージュ・・・★★
サクラバクシンオー産駒。外枠からでしたが、好スタート好ダッシュを決めハナへ。道中での手応えも良く直線でもまだまだ楽な手応え、いざ追われるとあっさり後続を引き離し２馬身半差を付けて勝利。ただ前が残る馬場、上位人気の３頭が揃って差しに回ってくれたのもこの馬には味方した模様。
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2007年03月06日
新馬レビュー 桜は１強ムード？ウオッカ、２強対決を制す！
今年の３歳牝馬は高レベル。まぁ良く聞く言葉ではありますが、私も今年は例年以上に好メンバーが揃ってるような気がします。
その中でも特に評判の高かった２頭、ウオッカとダイワスカーレットが本番前にＴＲで激突。
結果は殆どの方が予想していたであろう２頭のマッチレース、それもクビ差という僅差での決着になりましたが…。
クビ差はクビ差でも着差以上の強さといいましょうか、全くの楽勝。ウオッカ凄い馬です。
この時期でこんなに強いな、と思った馬は私の中ではエアグルーヴ以来。お母さんが短距離馬だったのでオークスは何とも言えませんが、かなり世代では力が抜けた馬じゃないかと。
桜花賞ではどんなレースを見せてくれるのか？また鳥肌が立つような競馬を見せて欲しいものです。
１回阪神３日（３月３日）１１Ｒ チューリップ賞１着 芝１６００
ウオッカ・・・★★★★＋★★★
どっしりと中団前目の外から前の人気馬を見るように追走。直線手前からグンと加速しほぼ馬なりのままダイワスカーレットに並び掛けると、軽く追い出しただけで楽々先着。終始余裕たっぷりの競馬で２着馬をまるで子供扱いする圧倒的な内容。ここ数年の３歳牝馬の中でもトップクラスの強さな気がする。
１回阪神３日（３月３日）１１Ｒ チューリップ賞２着 芝１６００
ダイワスカーレット・・・★★★★★★
途中からハナを奪い自分でレースを作る。逃げてアガリ３３秒９、３着以下を６馬身ちぎる完璧な内容も、最後の追い比べで叩きのめされ大きいクビ差の２着。例年なら桜花賞でも圧倒的な人気に支持されるレベルの素質馬ですが、如何せん相手が悪かった印象。ただ本番前にこの競馬じゃ勝てない事が判明したのは収穫なのかも？
１回阪神３日（３月３日）１１Ｒ チューリップ賞３着 芝１６００
レインダンス・・・★★★
好スタートを切ったが控えて中団やや前目からの競馬。コーナーでも外を回さず直線でも馬群を突いたが、そこで前が壁になりスムーズさを欠く走り。そこから良く盛り返しハナ差で権利をもぎ取ったが、前の２頭とは６馬身差。不利がなければもっと差は詰められたとも思いますが、本番で逆転できる差にはちょっと思えない。まだまだ成長途中、本番までの上積みに期待。
１回阪神３日（３月３日）５Ｒ 新馬（牝馬） ダ１４００
ブリュンヒルト・・・★★
フィールドオアシスの半妹でアグネスタキオン産駒、近親にアストンマーチャンがいる血統。道中は中団の位置を進み徐々に前へ、直線に入るとパワフルな末脚でゴール前グイッと一伸びし、クビ、クビ差の接戦をキッチリ差し切った。走りからも半兄同様ダートで活躍できそうな感じ。
１回阪神３日（３月３日）６Ｒ ５００万下 ダ１８００
トーホウレーサー・・・★★
少頭数の競馬でゆったりとした展開を脚を溜めながらの逃げ。直線に入ってからも手応えは十分であっさり突き放し３馬身半差を付けてゴール。展開、相手にも恵まれましたが、使われつつ力はつけている様子。逃げ馬なので展開次第ですが、上のクラスでも流れが味方すればいい競馬ができるかも。
１回阪神３日（３月３日）７Ｒ ５００万下 ダ１２００
マジックボンバー・・・★★★
道中は中団からの競馬。勝負どころで外に出され前に進出すると、直線では力強くグイグイ伸びる。ゴール前で外から断然人気の２着馬（出遅れましたが）を見事に差し切り初ダートで５００万下条件を勝利。芝ではやや頭打ちの印象でしたが上でもダートならそこそこやれそうです。
２回中山３日（３月３日）６Ｒ 新馬 ダ１２００
リボンノキシ・・・★★
好スタートを切ると素晴らしい二の脚で内からスーッとハナへ。道中はそのままスピードを活かしてレースを引っ張り、直線では２番手でマークしていた２着馬との追い比べ。ジワリジワリと差は詰められましたが、最後までキッチリ伸び切りクビ差退けてのデビュー勝ち。血統からも走りからもダートの短距離で活躍できそう。
２回中山３日（３月３日）７Ｒ ５００万下 ダ１８００
ドリーミーペガサス・・・★★★
今回も好位からの競馬、前の２頭を見ながら３番手を追走。直線手前から追い出されましたが、エンジンが掛かったのは直線半ば。相変わらず追い出してからの反応がやや鈍いものの、いざエンジンが掛かればあっさり突き放す鋭い末脚。まだまだ幼い印象ですが、かなりの素質馬。そろそろ芝でもみてみたい。
２回中山３日（３月３日）９Ｒ 黄梅賞 芝１６００
シベリアンバード・・・★★★★
道中は４番手を手応え良く追走、抜群の手応えのまま直線に向くと、一気に抜け出し最後は押さえる余裕も見せて１馬身半差をつけた。かなりのスピードがありそうで、直線でみせた末脚もパワフル。ダートで初勝利をあげた馬ですが、むしろ芝の方がむいていそう。ただ距離はマイル前後がベストかも。
１回中京１日（３月３日）８Ｒ フリージア賞 芝２０００
ヤマニンエクレール・・・★★★
７頭立ての少頭数にしてはやや速めの展開。道中は後方よりで追走していましたが、３コーナー手前から早めに前へ。４コーナーで先頭に並び掛けると、逃げ粘る２着馬との叩き合いを制し１馬身３／４差で勝利。ヤマニンシュクルの半弟ですが、姉とは違い平坦コースの軽い馬場が合っていそうな感じ。
１回阪神３日（３月３日）４Ｒ 未勝利 芝２０００
ドーントレダー・・・★★★★
母パレイシャルアフェアのＢＴ産駒。好スタートから好位へ、道中は随分と首が低いフォームで追走。勝負どころで追い出されると、今度はキッチリクビを使い、力強い走りであっさり抜け出した。一瞬の切れではなくグイグイとパワフルで長くいい脚を使うタイプの馬。力のいる馬場で良さそうな感じ。
２回中山３日（３月３日）５Ｒ 未勝利 芝２２００
フェニコーン・・・★★★
好スタートから先手を奪うとやや速いペースでしたが手応え良くマイペースの逃げを打つ。直線半ばで差してきた２着馬に並ばれると、グイッと一伸びし最後はまた突き放して３／４馬身差を付けてゴール。本格化するのはまだまだ先でしょうが、父マンハッタンカフェ同様スタミナがありそうなので長距離で活躍できそう。
１回中京１日（３月３日）３Ｒ 未勝利 芝１２００
メイショウバレーヌ・・・★★★
ポンっとロケットスタートを決め外枠でしたが難なくハナへ。開幕週で前が有利なのもありますが、直線でもしぶとく粘りそのまま半馬身の差をつけてゴール。ここまで１２００〜マイル、更にダートも走り掲示板を外さぬ堅実な走り。決め手がなさそうな馬ですが、昇級しても相手なりには走れそうなタイプ。
１回中京１日（３月３日）４Ｒ 未勝利 芝２０００
フミノパッション・・・★★★
中京でもマンハッタンカフェ産駒が逃げ切り勝ち。平均ペースでの逃げを打ち、後続に脚を使わせるような展開に。直線に入るとそれなりな伸びは見せていましたが、差してきた２着馬の方が脚色優勢。あっさり交わされるかと思いきや、並んでからがえらくしぶとく、結局抜かさせずに頭差押し切った。勝負根性が素晴らしい。
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2007年03月05日
フィリーズレビュー 過去の傾向から
チューリップ賞で２歳女王ウオッカがとんでもない強い勝ち方をしたため、早くも１強ムードが漂いはじめている桜花賞ですが、今週行われるフィリーズレビューには阪神ＪＦ２、３着馬が揃って登録。
２頭とも暮れのＧ�軌瞥茲離譟璽垢砲覆蠅泙垢掘△△辰閥辰�ような成長を見せてくれるかもしれません。
強い馬がみれるのは楽しい事ですが、馬券的には１強ムードだとちょいと買いづらい。
今週のＴＲでもしや？と思わせてくれる馬が出てくると嬉しいんですけどね。
それではフィリーズレビューの過去１０年の傾向からです。
上位人気の成績
１番人気
１、４、１、１、２、３、１、２、１、12着
２番人気
６、３、11、２、６、７、３、１、４、４着
３番人気
２、１、８、３、８、４、２、６、３、１着
４番人気…orz
５、９、中、７、４、９、13、13、５、13着
０２年が７、５番人気で決まりましたが、それ以外の９年は１〜３番人気が必ず１頭は連対。０２年も３着は１番人気なので３着以内には必ず上位人気が１頭は突っ込んできています。
また５番人気が結構強く、０−２−３−５と複勝率５割！３連複、３連単は１〜３番人気と５番人気の４頭の中から２頭選ぶのがいいかも。
こんなに安定している上位人気なんですが、何故か４番人気が悲惨な事に。何の呪いか？？今年４番人気になっちゃう馬はどの馬でしょうか…
前走成績から
阪神ＪＦ掲示板から直行
２、３、１、13、１着
エルフィンＳ１着馬
１、１、２、３、12着
エルフィンＳ２〜５着馬
８、10、８、４、２、４、14、６、５、14着
エルフィンＳ６着以下
３、９、９、９、５、10、９、２、３着
前走クイーンＣ６着以下
11、12、14、15、16、４、12、３、６、３、12、１、４、５、８、８、10、14、７、11着
やはり阪神ＪＦ掲示板から直行した馬が好成績。唯一１３着に敗れたコンコルディアは阪神ＪＦを１２番人気で３着に爆走した馬。人気で人気どおり走った馬なら問題はないと思う。
一方エルフィンＳ組は１着馬は好走しているんですが、２〜５着馬はというと…。
ただ今年はウオッカがまさかの参戦。１つ繰り上げて考えてあげてもいいのかな？？
前走芝の５００万条件１着馬
中、３、１、10、８、２着
前走芝の５００万条件で負けていた馬
10、16、13、５、16、１、10、６、10、11、５、６着
前走ダートの５００万条件１着馬
４、11、12、１、７、２、10、７、11、13、12、５、12、８、15着
前走ダートの５００万条件でまけていた馬
７、６、３、15、４、11、５、９、９着
新馬、未勝利戦出走馬（芝、ダート）
８、13、６、７、14、８、15、８、11、15、16、７、14、15、16、９、11、15着
今年、登録の多い前走５００万条件出走馬ですが、芝のレースでは１着馬以外厳しい傾向。唯一負けていた馬で巻き返したローズバドは後にＧ�気韮害鵑睿�対した馬。
芝を使っているにも関わらず５００万ですら勝負にならない馬は厳しいのかも？
むしろ穴で狙うならダート戦を使っていた馬でしょうか。
今日のまとめ
普通に阪神ＪＦの２、３着馬で堅いと思う。３歳牝馬のこの時期のレースは時々凄い馬が突っ込んでくる事があるので何かしら間に入る事もあるかもしれませんが、３連複、単の２頭軸ならほぼ間違いなしかと。
ただ３番手以下が？？ニシノマナムスメはエルフィンＳ２〜５着馬のデータがイマイチ。クイーンＣ６着以下のシュガーヴァインもとても狙えるデータとは言えず。。おまけにこの２頭抽選待ちという状況。
結構、手広く流したほうがいいかも？
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2007年03月04日
弥生賞 回顧
弥生賞を制したのは断然の１番人気に推されたアドマイヤオーラ。これで４戦３勝でクラシックへ。
２着には僅か１戦のキャリアでココナッツパンチが、３着には２歳王者ドリームジャーニーが入り弥生賞はＳＳ系種牡馬のワンツースリーで決着しました。
これでジャングルポケット産駒ｖｓＳＳ系種牡馬の図式ができたかな。この後のＴＲやステップレースでブライアンズタイムの血を引く馬が権利を取れば更に盛り上がるクラシックになりそうです。アブソリュート、オーシャンエイプスなど有力馬もいますしね、是非頑張って貰いたいところ。
それでは予想結果です。予想
１着▲アドマイヤオーラ
２着−ココナッツパンチ
３着◎ドリームジャーニー
４着−メイショウレガーロ
５着△サムライタイガース
７着△タスカータソルテ
１０着○モチ
馬券は見てのとおり酷い有様。もうちょい緩い流れになるかと思っていたんですけどね…。
素質の高さは認めていても流石にキャリア１戦では厳しいと思っていたココナッツパンチが２着。しかも直線では頭まであるか？という程の手応えの良さでメンバー最速のアガリを記録しました。
権利を取れた上に賞金加算も成功。本番もキャリアの浅さが最大の不安材料になると思いますが、それ以上に上積みに魅力を感じさせる走りでした。
勝ったアドマイヤオーラはここ２戦で見せたような“切れ”ではなく、初戦で見せたような並ばれたからのしぶとさをみせました。
目が覚めるような瞬発力を期待していた方にはちょいと不満の残る内容（アガリ時計）だったかもしれませんが、ＰＯＧでライバルに指名されている身の私からすればまた違った意味で嫌な勝ち方。
今回は決して得意の展開ではなかったと思いますから。
そして本命ドリームジャーニー。休養明け、直線での不利を考えればまずまずなのかなと。ただ、不利がなくても差し切れたかは…。
この馬はもっともっと後ろで脚を溜めてという競馬の方が合っている気がします。今回の敗戦で本番後方で死んだ振り→展開が向いて１発。皐月賞でホウオーを並ぶ間もなく交わすのはこの馬かも？
最後に過去１０年の弥生賞上位３頭の皐月賞での成績を。
弥生賞１着馬
６、３、３、未、１、８、３、２、１、４、着
弥生賞２着馬
中、１、６、１、16、14、９、３、３、未、着
弥生賞３着馬
１、２、５、中、６、２、15、６、４、16、着
流石に素晴らしい成績。まずはどの馬も無事に本番まで辿り着いて欲しいものです。
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折角、酔いが醒めてきたのにまたまた自棄酒モード。ガツンと飲んで早く忘れたい。
弥生賞 最終予想＋中京記念こっそり予想
明日は３月３日、ひな祭りだというのに家族を置いて競馬場へ。
というのも、海外在住の友人が一時帰国。競馬場で懐かしい競馬談義に花を咲かせてきます。
という訳でして、明日の更新は無理そうなので馬番も出ていないのに早めに日曜の分の予想を。弥生賞はもう決まっているので変更はないと思いますが、変更する場合は当日にでも。
中京記念はさすがに開幕週ということで枠と土曜の傾向を見てから決めたいのでこちらは当日にでもこっそり更新します。なので今日はちょろっとしたデータだけ。
それでは弥生賞の予想です。過去の傾向はこちらから→データ
過去３戦とも３３秒台と素晴らしい瞬発力を見せているアドマイヤオーラ。ただ今回は中山コース、そしてこのレースには珍しいシンザン記念からのステップ。
距離的には２０００ｍは問題ないと思いますが、今回は少し割り引いて考えたい。▲
本命はドリームジャーニー。既に中山で３４秒フラットのアガリを２回記録。特に朝日杯では流れが向いた訳ではないのにあの末脚。
中山での末脚勝負ならこの馬が世代ナンバー１じゃないでしょうか。
対抗はデータから好相性の前走ＯＰ特別１着馬モチ。人気になるであろう２頭が終いを活かすタイプなので道中牽制し合えば前で粘れるこの馬には展開も向くはず。
押さえも前目で競馬ができるタイプのサムライタイガースと前走早めに抜け出す競馬を見せたタスカータソルテ。
買い目
◎ドリームジャーニー○モチ▲アドマイヤオーラ
△サムライタイガース、タスカータソルテ
馬連 ◎−○▲△△ ４点
３連単マルチ ◎○軸で相手△△ １２点
続いては中京記念の過去１０年の傾向を少し。
上位人気の成績
１番人気
12、４、１、７、３、４、14、５、６、３着
２番人気
15、１、11、６、14、２、４、３、１、４着
３番人気
１、９、７、１、１、１、６、２、５、９着
４番人気
４、15、５、10、４、12、１、８、２、２着
５番人気
２、２、２、８、６、８、10、12、15、１着
上位５番人気までの馬のハンデ別成績
牝馬は＋２キロで計算
５７、５７．５キロ
４、１、４、１、７、６、４、４、３、12、８、２、２着
５６、５６．５キロ
２、15、８、15、６、14、６、14、２、６、３着
５５キロ
12、９、10、12、５、１、５、４、９着
５４キロ
７、２、１、１、３、２、４、１、10、１着
５３キロ以下
１、２、５、11、１、８、15着
狙いは３〜５番人気になりそうなハンデ５４キロの馬かな？
直前になってしまったので簡単な予想を。
◎はハンデ５４キロの人気馬トウショウパワーズ。この馬から手広く３連複で。
相手はハンデ５５〜５６．５キロの馬を軽視して。対抗に休養明けも実績上位、脚質魅力のコンゴウリキシオー。
単穴に本命馬と同じくハンデ魅力のフォルテベリーニ。
押さえはサンバレンティンと軽ハンデの３頭タイガーカフェ、スターイレブン、サザンツイスター。
買い目
◎トウショウパワーズ○コンゴウリキシオー▲フォルテベリーニ
△サンバレンティン、タイガーカフェ、スターイレブン、サザンツイスター
馬連 ◎−○▲△△△△ ６点
３連複１頭軸 ◎−○▲△△△△ １５点
二日酔いです。。
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2007年03月02日
チューリップ賞、オーシャンＳ 最終予想
チューリップ賞の予想です。
過去の傾向はこちらから→データ
素直に考えればウオッカ、ダイワスカーレット、ローブデコルテの３頭の争い。
ただ３連複１点買いで突っ込む金もないし、それじゃ面白くない。という事で３連単のフォーメーションで着固定。強引に点数を絞って穴にも少し流す事にしました。
本命はウオッカ。データからも死角は全くなし、例えローブデコルテが成長していたとしても、阪神ＪＦでつけた４馬身差はそう簡単には縮まらないと思う。前走を見る限りこの馬も更に強くなっている気がしますし。
逆転があるとしたらダイワスカーレットでしょうが、買い目を減らすためにあえてウオッカの頭固定で。
３着付けの穴にデータからはあまり買えないんですが血統魅力のエーシンサーフィンとウッドウインド。
あと後方で死んだふりをすれば距離は持つかも？のバクシンヒロインで。
買い目
◎ウオッカ○ダイワスカーレット▲ローブデコルテ
△エーシンサーフィン、ウッドウインド、バクシンヒロイン
３連単 ◎→○→▲△△△
◎→▲→○△△△ ８点
続いてはオーシャンＳです。
昨年から重賞に昇格、またこの時期の短距離重賞の主要ステップだったＣＢＣ賞が夏に移動したため、参考データはまるでなし。よって直感で勝負。
本命は前走２番人気シルクロードＳを大敗。大きく人気を落としそうな中山巧者スピニングノアール。この馬から３連複を中心に手広く勝負。
対抗に昨年の優勝馬ネイティヴハート。スワンＳボロ負けからのステップも昨年と一緒。問題は９歳という年齢ですが、ここ最近高齢馬が活躍中ということでその流れにものって。
押さえにアイルラヴァゲイン、コパノフウジン、アンバージャック、サチノスイーティー。
買い目
◎スピニングノアール○ネイティヴハート
△アイルラヴァゲイン、コパノフウジン、アンバージャック、サチノスイーティー
馬連 ◎から総流し １５点
３連複 １頭軸◎−△△△△
◎○から２頭軸総流し 計２０点
明日は久しぶりに競馬場観戦。そのため日曜分の予想が更新できませんので、フライング気味にこのあと弥生賞の予想を更新します。
2007年03月01日
チューリップ賞 今年はガチガチ？
ルミナスハーバーの回避は残念ですが、２歳女王ウオッカとこれまで３戦牡馬相手に素晴らしいパフォーマンスを見せてきたダイワスカーレットが早くもＴＲで激突！
更に阪神ＪＦ４着馬ローブテコルテも紅梅Ｓを勝ち勢いに乗っての参戦とこのレースで権利をとろうとしている馬には厳しい出走面子になりました。
普通に考えればこの３頭で堅そうですが…。問題は幾らつくのか？
３連複、単で紐荒れを狙うにしても大分絞り込まないと厳しいかな？？凄く結果は楽しみなんですが、正直あまり手は出したくないレースです。
とりあえず過去１０年の傾向からです。
上位人気の成績
１番人気
３、４、２、10、１、２、２、１、７、４着
２番人気
１、１、１、２、中、12、３、３、４、１着
３番人気
２、３、４、９、２、３、６、２、１、９着
４番人気
５、９、６、４、４、７、１、４、５、５着
上位人気は４番人気が不振傾向ですが、それ以外は良く馬券に絡んでいます。ただ二桁人気が１勝、３着３回と４回も馬券に絡んでいるように紐荒れ傾向。今年は強い馬が２頭いますが３連複、単なら大きい配当も狙えるかも？
前走から（前走芝のレースに出走していた馬のみのデータです）
阪神ＪＦから直行した馬
３、１、６、２、12、１、２、３、６、４着
Ｇ�供■猫靴馬�対してた馬
１、１、４、５着
Ｇ�供■猫靴韮鈎絨焚�
３、13、３、９、10、５、14、５、10、15、６着
まずは重賞ステップの馬から。阪神ＪＦから直行する馬は既に賞金が足りている実績馬が多く流石に好成績。
ちなみに優勝馬（アインブライド以外は直行）の成績は３、３、１、12、３、４着。勝ち切れていませんが余裕残しの馬が多いせいかと。
Ｇ�供■猫系�対馬は年明け牝馬限定の重賞がクイーンＣしかないせいでサンプルが少ないですが４頭とも掲示板を確保。勝った２頭は年明けの重賞シンザン記念、クイーンＣの連対馬で負けた２頭はチューリップ賞が年明け初戦でした。
ＯＰ特別で連対してた馬
４、９、２、６、10、12、２、３、２、３、１、４、１、５、９着
ＯＰ特別で３〜５着
４、６、10、12、４、７、10、４、６、10、２、11、２着
ＯＰ特別６着以下
２、５、７、５、11、１、３、７、９、３、８、13、10、９、３、11着
前走５００万条件１着
６、４、７着
５００万条件で負けてた馬
８、８、11、13、10、11、８、９、12、８、12、13、15着
新馬、未勝利戦から
９、２、８、７、12、４、９、16、３、１、７、８、10、13着
次に重賞以外のステップから。やはり注目はＯＰ特別出走馬。特にエツフィンＳ組が滅法強くここ１０年で１勝、２着５回、３着４回と１０頭も馬券に絡んでいます。また大敗していた馬の巻き返しも多く紐穴狙いならで要注目。
今日のまとめ
好ステップ、エルフィンＳを叩いた阪神ＪＦ優勝馬。本番でどうなるかはわかりませんが、チューリップ賞でウオッカを切るのは無謀。
ダイワスカーレット、ローブデコルテも傾向からは不安材料なし。と言うかむしろ他の馬に不安材料がいっぱい…。ＯＰ特別連対馬のバクシンヒロインは距離が長い気がしますし。
何か１頭の自爆を期待してタガノグラマラスを押さえたとしても、恐らくこの馬４番人気。ヘタしたらトリガミしそうな予感。
今年は何を買うか？じゃなくどの馬券の種類でどういう風に買うか？を考えるのが正解なのかもしれませんね。
こういう事書くと大荒れするから競馬は怖いんですけど…。
