2010年12月
2010年12月31日
来年の勝手なクラシック予想 牡馬編
今年も1年ありがとうございました。ブログを始めた頃クラシックを走っていたディープインパクトの仔が今年デビュー。
こう考えると随分長い間このブログも続いてるんだなと実感。これも訪問してきてくれる方々がいるからこそです。感謝!来年もまた変わらず更新していくつもりですので気軽に遊びにきて頂ければと思ってます。
それでは昨日に引き続き来年のクラシック予想。今日は牡馬編。
ただ牝馬と違い牡馬は混戦な感じでちょいと読みづらいんですよね…。昨年はこの時点で非常にレベルが高そうだなというのを感じられたんですが。今年はまだ抜けた馬というのは感じられず混戦模様。まだ未デビュー、未勝利の馬の中かも抜け出してくる馬もいるかもしれません。
ただそういう馬を候補に入れちゃうとキリがないので、一応ここでは既に勝ち星を挙げた馬を対象にやってみようと思います。
皐月賞
昨年と違い今年の朝日杯FSの連対馬2頭は距離に限界のありそうなタイプ。そうなると当然ラジオNIKKEI杯組に目が行くわけですが。ここでは勝ち馬ダノンバラードよりも2着オールアズワンを上に取りました。最後余裕を持って差されてしまいましたが、これは瞬発力の差。ましてや休み明けでしたしね。
瞬発力よりも持続力。長くいい脚を使える馬が好走しやすい中山なら逆転は可能じゃないかと。ここ2年連続でネオユニヴァース産駒が皐月賞を勝ってますし、実際この馬も重い馬場の札幌で勝ってますので中山の2000mは非常に合いそうです。
対抗にはナカヤマナイト。こちらもひじょーに中山が合いそうというか合ってるタイプで未勝利戦では中山で異常な末脚を使って勝利。前走その中山で敗れはしましたが最速のアガリを使いハナ差まで追い詰めました。ステイゴールド産駒はドリームジャーニーやナカヤマフェスタのようにやや時計の掛かる馬場、コースが得意。展開嵌れば例え人気がなくても1発あるかもしれないなということで。同様の理由で3着フェイトフルウォーも面白いかもしれません。
朝日杯組では3着でPO馬のリベルタス(贔屓目)。この馬は距離適性がなんとも掴めないのですが、前走をみると中山は意外に合いそうな雰囲気。やはりお兄さんに似てるんでしょうかねぇ。まだこれから良くなる血統ですし本番までに成長してくれれば。そして致命的な出遅れで1番人気を裏切った4着サダムパテックも出遅れ癖さえ治れば…。
◎オールアズワン〇ナカヤマナイト▲サダムパテック
△リベルタス、ダノンバラード×フェイトフルウォー
NHKマイルC
まず何が出るかを予想するが非常に難しいレースなので、毎年毎年さっぱりわからないんですが、今年は珍しく面白そうな馬がいっぱいいる。といってもどの馬も出るかわかりませんけど…。
まず距離延長を嫌いオークスではなくこちらに出てくるようならドナウブルーが中心に。
そして距離が長くてクラシックには不向きと思える朝日杯FSの連対馬2頭グランプリボスとリアルインパクト。ただ前者はサクラバクシンオー産駒なので同じマイルでも府中のマイルはちょいと長い予感も…。なので軽視。そしてリアルインパクトの方はここでもなんか2着っぽいというかローレルゲレイロやダイワバーバリアンのような勝ち切れない活躍をしそうな予感も…。
また5着のリフトザウイングスも府中は東スポ杯2歳Sの内容から合うでしょうし、どちらかというとマイルくらいが良さげな血統。出てくれば面白いと思うんですが…。最後のダービー橋口先生がここに出すかどうか?
前走重賞組以外では府中1400mのデビュー戦をぶっちぎったサトノオーも当然有力候補に。う~ん、今年のマイル路線はいい馬がいっぱい。そしてマイルCといえばマツクニ厩舎。ホープフルSを勝ちましたが明らかに府中向きの血統ベルシャザールとエリカ賞勝ちのスマートロビン。ただ今年のマツクニ先生は意外に中山2000mを使ってるような…。皐月賞ローテもあるのかしら??
◎ドナウブルー〇リアルインパクト▲サトノオー
△リフトザウイングス、ベルジャザール、スマートロビン、
日本ダービー
中山と違い瞬発力が重要なレース。ディープインパクト産駒は皐月賞よりも府中で向きそうな印象。相当数が勝ち上がってますしダービーにも多数出走することが予想されます。
混戦になればなるほど、実力差が少なければ少ないほど数が多いほうが有利。まぁこれから“抜けた馬”が出てくるかもしれませんが、とりあえず現時点では混戦と予想しディープ産駒に重い印を。
まずはラジオNIKKEI杯組から余裕を持ってオールアズワンを差し切ったダノンバラード。皐月賞はそんなに合うイメージがないので評価を下げましたが府中に替わるここでは当然重い評価。そしてそのラジオNIKKEI杯で向こう正面で下がる不利を受け直線では外に出すロスをしながら最後際どく詰め寄ったコティリオンも気性がアレですが相当能力は高そうな雰囲気。橋口先生はハーツの仔でダービーを獲りたいでしょうが得てしてそういう時は…なんてこともありそう。
その他のディープ産駒ではマイルCのところにも名前がありますがスマートロビン。そして新馬戦の内容が強烈だったトーセンラーも面白そうな雰囲気。というかディープ産駒は多すぎて挙げ切れません。
ディープ産駒以外では新潟、府中、中山ですんごい脚を使いまくっているタキオン産駒のショウナンパルフェ。あとは皐月賞の時に名前を挙げているナカヤマナイト、オールアズワン、サダムパテック。前走で負けてしまった馬にも巻き返しが期待できそうな馬もたくさんいますからねぇ。正直挙げ切れないんですがこの辺で。
◎ダノンバラード〇ショウナンパルフェ▲コティリオン
△ナカヤマナイト、オールアズワン、サダムパテック、スマートロビン、トーセンラー
それでは今から実家へ年越しに行って参ります。
みなさんよいお年を!来年もまた宜しくお願い致します。
2010年12月30日
来年の勝手なクラシック予想 牝馬編
今年も最後2回の更新はこの来年の勝手なクラシック予想です。
例年通り牡馬・牝馬と分けて、今日は牝馬編。
毎年毎年、自分のPO馬を贔屓目で上位に捻じ込んで予想するこの企画ですが、今年の牝馬編はその必要がありませんからねぇ。
もう書くのが楽しみで楽しみで。それでは早速!
阪神リニューアル後のJFの勝ち馬は例外なく翌年府中2400mのクラシックを制覇。また桜花賞は阪神JFと同条件で行われてますので無事に行ってくれれば当然レーヴディソールが中心のクラシックになるハズです。
今年は贔屓目でもなんでもなく、レーヴディソールの相手を探すというスタンスで。
桜花賞
マイルの重賞を2勝していますがデイリー杯2歳S、阪神JFを見るとゆったりとした流れの競馬がよく合うタイプ。あの脚質であの展開を差し切ったのは能力の証であって実際はマイルはやや短いように感じます。
もし負けるようなことがあるとしたらオークスよりこの桜花賞の方が確率は高いのかなぁと。
ただJFで最大の敵と見られていたダンスファンタジアは折り合いを欠き結果を出せず、順調さを欠いて出てきたアヴェンチュラはレース後残念なことになり春絶望。2着ホエールキャプチャは展開、位置取りを考えると着差以上に力の差を感じました。こうなると最大の強敵は別路線組にどうしても目が行きます。
実際ウオッカの時のダイワスカーレット、ブエナビスタの時のレッドディザイアもJFに出走していない別路線組でしたしね!
怖いのはHペースの新馬戦を先行して楽々押し切り、ドスローで流れた2戦目を後方から次元の違う末脚で制したドナウブルー。能力の高さはヘタしたら互角かも。。ただ距離適性、そして脚質の幅はこのドナウブルーが上…。
同馬主で本番までの対決はないような雰囲気なので、桜花賞でこの馬さえ倒してしまえば無敗のクラシック2冠もみえるんじゃないかと思うんですが…。
レーヴディソールを指名していなければ、◎ドナウブルーなんですがそういう訳にはいかぬ!
期待もこめて◎レーヴディソールで!他の未出走馬の中では距離短縮と速い流れで折り合いがついた時のアドマイヤセプター。気性が気性ですしちょいとよくない流れに乗ってしまったので賞金加算できるかが問題ですが出てくれば怖い1頭だと思います。
◎レーヴディソール〇ドナウブルー▲ダンスファンタジア
△ホエールキャプチャ×アドマイヤセプター
オークス
阪神と府中は非常に結果がリンクしやすいコース。そして上記の通り過去の2歳女王は府中2400mのクラシックウイナー。自身もマイルよりゆったり流れやすいレースの方が向いていそうですしね!故障さえなければレーヴディソールは問題なし。
一方のドナウブルーはかなり母系が短距離色が強そうな感じがするので距離延長に不安。というかラインクラフトのようなローテを選択し出てこない可能性も?
ただ2戦目の競馬をみると3歳牝馬同士ならこなせちゃいそうな気もするんですけどね。出てきたらやはり最大の敵はこの馬になるのかも…。
桜花賞は完成度の高さ、そして賞金加算などの問題もあるので、この時期まだデビューしたてのキャリア1戦の馬というのを軽視しJF組を中心に候補を絞りましたが、ここは間に合う。そんな馬をチョイス。
牡馬相手に2000mの新馬戦を勝利、今後も長めの距離を使われて行きそうなヌーベルバーグ。初戦の勝ち方が鮮やかだったイングリットに余裕残しで抜群の切れをみせたマルセリーナのディープインパクト産駒3頭。
そして新潟でみせた初戦の内容があまりにも強烈だったサトノフローラも無理使いせずオークスに照準を合わせてくるとデンジャラス。
暮れに2勝目をあげる馬が増えてきたディープインパクト産駒が怖いです。。
◎レーヴディソール〇ドナウブルー▲ヌーベルバーグ
△マルセリーナ、イングリット、サトノフローラ
まだまだ挙げたい馬はいっぱいいるんですけどね、キリがないので絞りに絞って。近年牝馬の異常な強さが目立ちますがこの世代からもそんな馬の出現を期待したいものです。
それでは。明日は牡馬編を。
2010年12月28日
東京大賞典 いきなり最終予想
今年もこれで最後のG1。早いもんですねぇ。
有馬はクリスマス付近にやることが多いので年末の寂しいムードを感じることはあまりないのですが、東京大賞典の文字をみると今年ももう終わりかぁ~って気分になっちゃいます。
まぁ、家の大掃除をサボって馬券買いに行ったり、年賀状書きながら観てたりするせいかもしれませんけど。。
とりあえず仕事納めもしてきましたし。明日は博打納め(予定)。なんだかんだで大晦日まで大井に手を出しそうな気もしますが、当ててスッキリ今年の競馬を締めくくりたいところ。
お祭りモードの有馬記念と違い、今回は博打モードで馬券を買ってみます。
それでは簡単に東京大賞典
◎フリオーソ。前走スマートファルコンにぶっちぎられましたがあれは展開のアヤ。今度は相手を意識して乗るはず。日本テレビ盃ではトランセンドをとっ捕まえてますしね。船橋の馬ですが大井の方が得意な気がしますし、地元でぶっちぎられた借りをここで返して貰いたい。
〇アドマイヤスバル。JCDで本命にした馬ですがとにかく相手なりに走れるのが強み。一応昨年の5月以降12走(重賞10走、GⅠ6走)して6着以下なし。まぁ3~5着が多いんですけどね、そのリスクに合う分のオッズは今回もつきそうです。
▲ワンダーアキュート。3歳時に古馬混合の重賞を2連勝。かなりの能力がないとできない芸当じゃないかと思われる。昨年のJCD以来となったみやこSは度外視。前走はOP特別をきっちり勝ち切った。
前が速くなりそうなのでちょいと離れた好位で脚を溜めながら追走できれば1発ありそうな予感。というかこの馬ホント勝つか飛ぶかなんですよね…。そういう意味でもオッズ的にも単穴に最適。
押さえはスマートファルコン。ここ2走大勝も前々走は奇襲的なところもありましたし、前走は相手が。。なのでここが本当の意味での試金石かなと。配当的な妙味も少ないので軽視しての△。他はシルクメビウス、ボンネビルレコードを押さえて終了。
買い目
◎フリオーソ〇アドマイヤスバル▲ワンダーアキュート
△スマートファルコン、シルクメビウス、ボンネビルレコード
馬連 ◎-〇▲
3連単2頭軸マルチ ◎〇軸で相手▲△△△ 24点
2010年12月26日
有馬記念回顧 最強牝馬を最強世代が討伐
皐月賞馬で前走JC3着。2番人気の馬にこの言葉を使うべきじゃないんでしょうけど、これは大金星といっていいんじゃないでしょうか?
最強牝馬を退け最強世代が有馬も勝利!
有馬記念 予想
1着▲ヴィクトワールピサ
2着〇ブエナビスタ
3着-トゥザグローリー
4着△ペルーサ
5着△トーセンジョーダン
6着◎ルーラーシップ
7着-エイシンフラッシュ
13着△ドリームジャーニー
14着△レッドディザイア
まずビックリしたのがペルーサの好スタート。そしてトーセンジョーダン、オウケンブルースリの1、2番手。このSSの血が入っていない2頭が先手をとったことでもしかしたら締まったペースを演出するのかなぁなんて思いましたが、結局スローに落としちゃいましたねぇ。結果論ですがトーセンジョーダンにとってはもうちょい速いペースで逃げた方が面白かったかも?
まぁ、何れにせよブエナビスタを負かすのであれば、彼女より前につけるしかない訳で。こういう明らかにブエナビスタを意識した作戦というのは好感が持てます。流石はノリさん。そして三浦騎手も天晴れ。
勝ったヴィクトワールピサも向こう正面でハナを奪いに行く積極的な競馬。結局奪えはしなかったものの、あそこで動いたことが最後の大きなハナ差に繋がったと思います。私の◎ルーラーシップも向こう正面で上がって行ってくれたんですが…。前に壁が出来ずに行っちゃったのか?意識的に動いたのかは不明。
ただ序盤の位置取りでは勝負にならないのはわかっていましたので、上がっていったのを観て歓喜。4角まではばっつぐんの手応えだったんですけどねぇ。。いい夢は観れました。
最後の直線では早めに動いていたヴィクトワールピサがトーセンジョーダンを競り落とし、出し抜けをかます理想的な競馬。
あとは届くか粘れるか?内外で間に1頭挟んでいたことが幸いしたかハナ差残したところがゴール。勝つにはこれしかないという競馬を見事にやってくれました。粘りに粘ったヴィクトワールピサもお見事なら、デムーロ騎手も超好騎乗。馬券は外しましたが痺れるアッツイ直線の攻防に大満足であります。
一方、ただ1頭後ろから次元の違う末脚で突っ込んできたブエナビスタですが…。前に付けたかったんですがスタートがあまり良くなくて~のレース後コメント。またリラックスさせて走らせたかったので動くに動けなかったとのことですが。。
リプレイみてもそんなスタートが悪いようには思えないんですよね。掛かる心配は確かにあるんでしょうけど大本命すぎたが故に消極的な競馬。また前走の降着が頭の片隅にあっったのかもしれませんが大事に大事に乗りすぎちゃった印象です。向こう正面で動きがあったときに連れて早めに上がっていったとしたら、恐らく大圧勝だったんじゃないかと思うんですがどうでしょ?
タラレバなんでわかりませんけどね。今回は個人的にはスミヨン騎手の騎乗ミスのように感じました。
ただそれでもアガリをみても、実際レースをみても、その他の上位入着馬の位置取りをみてもこの馬が1枚抜けてるのは再確認できる強い内容。まさに負けて強し。来春はドバイWCも視野に入ってるということですが、今秋の不完全燃焼な結果を是非ドバイで晴らして欲しいものです。
負けて強しのブエナビスタ。そのブエナを負かしただけでなく7着までの間に5頭も入った3歳世代。来年の競馬は今年以上に盛り上がりそう。秋にはディープ産駒との対決もあるかもしれませんしねぇ。
ダービーもジャパンCもレース後はなんかスッキリしませんでしたが、最後の最後でスッキリ!来年もこういうレース前から超盛り上がるレースが多くあることを、そしてレース後もスッキリする内容であることを期待しています。
それでは。
ところで年度代表馬って??
2010年12月25日
有馬記念 最終予想
ブエナビスタが抜けた人気になるのはわかるとしてヴィクトワールピサが単勝2番人気とはちょいと予想外。
かといってじゃあ、どれが?と聞かれると非常に困るんですが。
確かに府中より中山向きですし。前走距離が長いとレース後鞍上からコメントされていましたが、コーナーを6回も回る中山2500mなら誤魔化しも効きそう。ましてや絶好枠に入りましたしね。
行く馬がいなければドスローに落としての逃げなんてのもできるかも?
ただ実際は重い印を打とうと思ってたんですが、この人気だとちょいと買いづらくなってきました。というのも対抗はブエナビスタにすると決めていたので。
1、2番人気じゃなぁ…
有馬記念 データ
穴馬がよく突っ込んでくる印象ですが1~4番人気から多くの優勝馬が出ているように有馬記念で勝つ馬というのは基本的に強い馬が多い。
そしてマツリダゴッホのような中山巧者の好走も目立ちます。今のブエナビスタを能力で負かす馬はこの中にはいない気がする。しかしブエナビスタが本当に強さを発揮できるのは間違いなく府中。
中山であれば一発かませる馬がいるかもしれない。展開はヴィクトワールピサが行ったとしても恐らくスロー。エイシンフラッシが行ったなら尚更ドスロー。瞬発力を活かすような溜め逃げになると思われます。
内枠から先行して出し抜けをかませるような馬にチャンスはあるんじゃないかなと。
ということで◎はルーラーシップ。鞍上のルメール騎手はディープインパクトをハーツクライで先行し完封した実績アリ。まんまあの時のような騎乗ができれば、この馬の末脚早々捕まることはないハズ。実際休み明け、余裕残しの前走でもヒルノダムール、リルダヴァルを押さえ込みましたしね!
この母系は晩成血統ですが、この馬は春の時点でダービー5着。ひと夏越した今ならこの最強世代でもトップの力があっても不思議じゃない。
〇はブエナビスタ。私が逆らえるのは対抗に落とすことくらい…。いくら府中→中山で多少パフォーマンスが落ちるとしても馬券圏内を外すことはありえない気がする。馬連でちょいと夢をみますが、3連単は無難に2頭軸で買います。
▲ヴィクトワールピサ。中山巧者、先行できる脚質。3歳馬で菊、JCを使ってた馬は不振というデータがありますが、この馬は菊花賞に出てませんしね。
ただ前走では最後の直線で余力が無くなりフラフラして斜行。相当タフな競馬だったことも確か。秋2戦はフランスに遠征してますし…。ここで走れるおつりはあるんでしょうか?
押さえは中山巧者の臭いがプンプンするトーセンジョーダン。豪華面子になり人気の盲点になっていますが掲示板を外したのは1度だけ、どこでも相手なりに走れるレッドディザイア。そして中山ならまだ見限れない、展開向かなくても3着辺りには突っ込めそうなドリームジャーニー。
99%出遅れると思われますがまともに出たら危険極まりないので泣く泣く押さえるペルーサまで。
買い目
◎ルーラーシップ〇ブエナビスタ▲ヴィクトワールピサ
△トーセンジョーダン、レッドディザイア、ドリームジャーニー、ペルーサ
馬単 ◎→〇 1点
馬連 ◎-〇▲△△△△ 6点
3連単 ◎〇→◎〇→▲△△△△
◎〇→▲△△△△→◎〇 20点
それではみなさんよい有馬記念を!
2010年12月24日
ラジオNIKKEI杯 最終予想
まずはローズキングダム…orz う~む、ガッカリ。
でも一応。ハッピークリスマス!
しっかし結婚する前は浮かれに浮かれまくったクリスマスも子供がある程度大きくなっちゃうともうね。
サンタとか信じていたあの頃が懐かしい。もう家の子供たちはいないのをわかってしまったようで…。悲しいかな、親にとってはただプレゼントを要求されるだけのイベント。年々要求してくるものの高価になってきますしねぇ。
馬券の1つでも先週当たってりゃいいんでしょうけど、毎年この時期はメリークリスマスじゃなくてシキングリシマスですよ。
明日のメインで私にもサンタ来ないかなぁ。。
それでは明日の予想。遅くなりましたので簡単に。
ラジオNIKKEI杯 データ
データからは人気馬。それも重賞、OPで実績のある馬が滅法強いレース。中でも重賞勝ち馬の成績がめちゃんこ素晴らしいんですが。。
オールアズワンの前走はアヴェンチュラ、アドマイヤセプターを2、3着に従えたことで評価があがりましたが、札幌2歳Sは牝馬が勝ち切れていないレース。しかもキャリア1戦の馬は超不利というデータも。
アドマイヤセプターは自爆してましたし、アヴェンチュラは休養明けで札幌初出走。その他の面子にこれといった馬もいませんでしたしね。勝ったとはいえこの馬の評価がドンとあがるようなレースには見えませんでした。
本当の意味での試金石はむしろここかなと。なので少し軽視。
ウインバリアシオンの方は強い気はするんですが、軸で行くにはちょーっと間隔が開きすぎてるかなと。
ということで◎はショウナンマイティで。対抗、単穴は上の2頭。ウインバリアシオンの方を上にとってみようと思います。
紐は今年500万下の勝ち馬がいませんので新馬、500万下で負けていた馬にもチャンスはあるのかなと。
ユニバーサルバンクとディープインパクト産駒の3頭コティリオン、ナリタキングロード、アドマイヤコリンを押さえて終了。
人気どころばかりですが堅い傾向のレースですしね。買い方でちょいと絞って3連単で勝負です。
買い目
◎ショウナンマイティ〇ウインバリアシオン▲オールアズワン
△ユニバーサルバンク、コティリオン、ナリタキングロード、アドマイアヤコリン
3連単 ◎→〇▲→△△△△
◎→△△△△→〇▲
〇▲→◎→△△△△ 24点
サンタこーい!
2010年12月23日
ラジオNIKKEI杯 過去の傾向から
昨年の2歳王者は中心馬としてクラシックを盛り上げてくれましたが、今年の上位2頭はかなり短距離色が強そう。
ということで、まだコレ!といったクラシックの中心馬が見えてこない牡馬路線。自然とこのラジオNIKKEI杯の注目は高まるばかり。
重賞、OP勝ちの実績があるネオユニヴァース産駒オールアズワン、ハーツクライ産駒ウインバリアシオン、マンハタンカフェ産駒のショウナンマイティ。これに多数出走を予定しているディープインパクト産駒がどういう結果を残すのか?
来年もまたネオユニヴァース?それともディープインパクト旋風が巻き起こるのか?クラシック路線を占う意味でも非常に楽しみ!
それでは過去10年の連対馬の中から6頭もクラシックホースを輩出しているラジオNIKKEI杯。過去10年の傾向です。
上位人気の成績
1番人気
3、3、7、4、2、2、1、2、2、1着
2番人気
1、5、1、2、1、1、3、7、1、2着
3番人気
2、4、3、3、3、7、2、8、8、4着
4番人気
5、2、5、1、4、9、5、1、4、8着
5番人気
4、10、8、5、6、10、9、9、5、13着
1、2番人気の複勝率が8割と鬼。連対馬20頭中18頭が4番人気以下という半端なく堅いレース。ただ1番人気は良く見ると2勝しかしていなく意外に勝ち切れない印象。着固定で点数を絞るのは危険かも?
逆にいえば2、3着に取りこぼした時に馬券的な妙味がありそうな気がします。
ちなみに5番人気は鬼門。
上位5番人気までの馬の前走別成績
前走朝日杯出走馬
8、1着
前走重賞連対馬
2、2、3、7、2、1、3、1着
前走OP特別連対馬
1、2、1、2、9、7、8、5、8、1、2、13着
前走500万特別勝ち馬
3、10、1、1、5、2、8着
前走500万下で負けていた馬
4、4、5、3、9着
前走未勝利戦(2回目の新馬戦)勝ち馬
5、5、9、4着
1戦1勝の馬
1、3、4、5、3、6、7、10、2、2着
複勝圏内に入った30頭中29頭が前走連対していました。例外1頭は朝日杯の出走馬。前走はレースレベルに関係なく連対していることが重要なようです。
また同じ人気馬でも重賞で実績がある馬が断然の好成績。未勝利組や500万で負けていた馬が人気になってる時は疑ってかかった方がいいかもしれません。
今日のまとめ
人気馬が強いレース。その中でも重賞、OP実績のある馬が断然有利。ただ今年人気になりそうな実績馬3頭は共にレース間隔が開いているという不安材料があるんですよね。一方でレース間隔的には問題なしのディープ産駒たちはOPでの連対実績もなくキャリアも浅い為、まだどの程度の馬か判断しきれない状態。
どちらから行けばいいんだろうか?
ただ例年であれば実績馬3頭に人気が集中するところを今年はディープ産駒が多少なりとも人気を集めてくれそうな予感。例え実績馬3頭が1~3番人気であろうとも少しは美味しいオッズになるのではないでしょうか?
そう考えると素直に重賞・OPの実績馬から行ったほうがいいのかなぁ。
2010年12月21日
有馬記念 過去の傾向から
戦前は史上最高のメンバーとも呼ばれた今年のダービー。レース自体はドスローでアガリだけの競馬になってしまいましたが、出走馬のレベルが高かったことがここに来て証明されました。なんと1~3着馬に加え5~7着馬までもが有馬記念に登録、出走予定。
おまけにダービー直前に骨折したダノンシャンティまで登録。98年クラシック世代はエルコンドルパサーとスペシャルウィークがJCへ。グラスワンダー、セイウンスカイが有馬と分散してましたからねぇ。ここまで3歳の有力馬が出揃う有馬記念は記憶にありません。
一方古馬勢は昨年の覇者ドリームジャ-ニー、菊花賞馬オウケンブルースリにまだ底を見せていない上り馬トーセンジョーダン。量では劣りますが質はこちらも負けず劣らず。これだけでも十分豪華な有馬記念なんですけどねぇ。
これに加えて大本命ブエナビスタ。そしてそのライバルであるレッドディザイアまで…。
私が競馬を始めてからこんなに面子が揃った有馬記念はありません。単純に予想を楽しみたいですし、有馬らしく好きな馬からも買いたい!
とにかくどこからでも買える今年の有馬記念。友人と予想談義に華を咲かせたりしながら思う存分楽しみたいものです。
それでは有馬記念過去10年の傾向を。
上位人気の成績
1番人気
1、5、5、1、1、2、1、8、1、2着
2番人気
2、4、1、8、11、8、4、5、12、1着
3番人気
9、1、7、3、2、11、3、11、5、7着
4番人気
中、10、4、2、5、1、5、4、8、4着
5番人気
14、9、11、11、4、12、10、2、6、13着
荒れる有馬記念ですが勝ち馬に限れば07年のマツリダゴッホを除く9頭が4番人気以内。その年も2着が5番人気ダイワスカーレットということで毎年5番人気以内の馬が連に絡んでいることになります。
データからは連軸は5番人気以内から。相手は二桁人気が6頭も馬券になっていますので手広く。例え人気馬から買っても馬券的に夢をみられるレース。
同年秋のGⅠ成績から
天皇賞(秋)1着馬(中山開催除く)
1、1、1、6、3、8着
2~5着馬
2、9、5、4、12、11、4、8、12、11、10、5、10、1、3着
ジャパンC1着馬(中山開催除く)
1、8、1、1、5着
2着馬
2、5、11、11、1、4、5着
3着馬
10、1、5、8、8着
4~9着馬
3、12、7、4、12、14、3、7、6、10、11、5、12、14、11、12、13、8、12、14、3、5、13着
10着以下
2、11、3、6、4、9、6、12、4、16、13、6、9、10、2、11、10、12着
天皇賞(秋)JCともに掲示板に載っていた馬(中山開催除く)
1、2、5、4、1、1、8、11、5、8着
菊花賞1着馬
1、11、11、5、2着
菊花賞2~5着馬
14、2、3、11、4、5、9、4、9、4、8、13着
エリザベス女王杯連対馬
3、5、15、10、2、7、14着
過去10年で6勝、2着3回。当然ですがジャパンCが最有力ステップになっています。そのジャパンCでの成績は勝ち馬の6頭は全て3着以内となっています。
ジャパンCで4着以下の馬の成績は思ったほどよくなく、人気馬より穴で狙ったほうが良いかも。
ここ3年は天皇賞(秋)からの直行馬が優勝していますが、昨年はJCの1~3着馬が不在。一昨年は勝ち馬のスクリーンヒーローは出走していたものの、JCで1、2番人気だったウオッカ、ディープスカイが不在。また3年前も優勝馬のアドマイヤムーン不在という年でした。
面子が揃った今年のジャパンC。その上位入着馬がそっくり出てくる今年は素直にJC組から狙って良さそうですが…。
同年春のGⅠ実績から
天皇賞(春)連対馬
1、5、4、7、1、10、13、1、8、8、5、着
宝塚記念連対馬
1、2、4、5、4、2、3、1、1、8、8、1着
宝塚記念3~5着馬
13、7、13、9、8、1、1、8、3、7、3、5、14着
皐月賞連対馬
6、11、2、5、4、15、15、着
ダービー連対馬
1、3、9、2、5、9、11、13着
ダービー3~5着馬
14、11、6、4、15着
宝塚記念の好走馬の成績が良いのはまぁいいとして、今年の場合気になるのは3歳馬の成績。過去10年で3歳馬は2頭が優勝し、2着にも4頭入っていますがこの内ダービーで掲示板に乗っていた馬ってのは僅か2頭しかいないんですよね…。しかもその2頭は秋に古馬相手に天皇賞を勝っているシンボリクリスエスと3冠馬ディープインパクト。
3歳馬は皐月・ダービーでの成績よりも秋以降の実績を評価して買った方がよいのかも。ちなみに連対した6頭の3歳馬の前走は菊花賞3頭、エリザベス女王杯2頭、JC1頭。
主力組であるハズのJCからは僅か1頭(それも中山開催)しか出ていません。3000mの菊花賞を走ったあとに古馬相手に府中の2400mを走る訳で余力が残っていないのかも?実際過去10年の3着以内の馬の前々走をみても菊花賞という馬はいません(11年前にはテイエムオペラオーが3着)。
層の厚い3歳勢ですが最大の敵は自分自身なのかも?
今日のまとめ
面子が揃った今年のジャパンC。当然JC組が中心になる訳でして、勝ち馬はそこで3着以内から出ている。残りの2頭はジャパンCをステップにするにはちょいとハードな3歳馬。特にローズキングダムは菊花賞まで出走ということですので尚更きつそう。実際スペシャルウィークやジャングルポケットといったところは有馬記念を回避してますしねぇ。逆にマンハッタンカフェやディープインパクイトはJCを回避。大丈夫なんだろうか?
ということでデータからはブエナビスタでほぼ間違いありません。
が!折角ここまで強力なブエナビスタ包囲網が出来上がったのに、彼女のファンでもない私が(別に嫌いな訳でもないんですけど)ここで素直にブエナビスタから買っていいものだろうか?他のレースならともかく有馬記念なのに。
今度は綺麗に負かす!そんな可能性のある馬から夢をみたいと思ってます。ドリームレースですからね!