2011年05月
2011年05月07日
NHKマイルＣ 最終予想
世代最強馬候補だったはずのレッドデイヴィスは距離か？それともやはり大幅減の馬体重か？もしかしたらあまりアガリの速い競馬も合わなかったのかもしれない。。
何か敗因かは特定できませんが直線パッタリ。
しかしセン馬でクラシック、ＮＨＫマイルＣに出れないのにも関わらず、この馬はクラシック路線に大きく影響を及ぼしました。プリンシパルＳを勝ったトーセンレーヴもこの馬がいなかったら違ったローテを歩んでいたはず。そしてマイルＣで人気になっているコティリオンもまたしかり。
今日は結果は出ませんでしたが強い馬に違いはありませんので、いつか同期とＧ�気蚤仞錣垢襪海箸魍擇靴澆砲靴燭い隼廚い泙后�
それではＮＨＫマイルＣ データ
過去１０年で５勝と抜群の成績を誇っているのが毎日杯組。特に勝ち馬の成績は強烈で５頭が出走し４勝という凄まじさ。
今年の勝ち馬はレッドデイヴィスだった訳ですが、この馬は玉さえついていれば恐らく皐月賞ＴＲに回ったであろう成績でしたのでいなかったものとして考えるのもアリなのかなと。
という訳で◎は毎日杯レッドデイヴィスがいなければ１着だったかも？のコティリオン。馬群に入れて前に壁を作ったりと溜めるのに苦労する馬ではありますが溜めれればめちゃんこ切れる馬。きさらぎ賞では折り合いに専念しすぎて位置取りが後ろすぎた為掲示板を外しましたがアガリはオルフェーヴルに次ぐ３３秒３。前走の毎日杯ではトーセンレーヴを並ぶ間もなく交わしている。
外に入ったので上手く前に壁を作れれば、が好走の条件でしょうがそれさえ出来ればあっさりもあるかも？
〇フォーエバーマーク。桜花賞からは６頭が出走し２勝、３頭が連対とこちらも阪神の重賞だけに好走馬がでやすいステップ。しかも実際この馬は府中で結果も残していますしね！その桜花賞では楽に行けたとはいえ直線では途中まで２馬身ほどのリードを保ちながら一瞬突き放しにいく素振りも。
本質的には１Ｆ長いのかもしれませんが、どこで止まるかは鞍上も前走でよくわかったハズ。今度は最後まで持たせる位置で仕掛けそう。
▲エーシンジャッカル。Ｓペースで流れ馬場の所為もあり前が止まらない競馬になりましたが、中団から鋭く脚を伸ばして馬群を割って２着まで突っ込んだ。ある意味ＮＺＴで１番強い競馬をしたのがこの馬かもしれない。
阪神マイル以上で結果を残している馬が活躍しやすいのがこのＮＨＫマイルＣ。例年あまり結果が出ていないステップですが、阪神開催の今年は別。
サクラバクシンオーのこともあるので好走して欲しいんですが、本質的には府中のマイルは合わなさそうなグランプリボスは押さえまで。
残りの押さえは一叩きされ変わり身がありそうなリアルインパクト。
穴は阪神マイルの前走でエーシンジャッカル、グランプリボスと差のない競馬が出来ているロビンフットとここもちゃっかり３着あたりにいそうなテイエムオオタカで。
買い目
◎コティリオン〇フォーエバーマーク▲エーシンジャッカル
△グランプリボス、リアルインパクト
×テイエムオオタカ、ロビンフット
馬連 ◎−〇▲△△ ４点
３連複１頭軸 ◎−〇▲△△×× １５点
３連単 ◎→〇▲→〇▲△△××
〇▲→◎→〇▲△△×× ２０点
京都新聞杯とプリンシパルＳでボロボロに負けたので買い目ちょいと絞ってみました。そして３連複でも押さえるという弱気の姿勢。
う〜む。気持ちで負けてますね…。
新潟大賞典も簡単に。
買い続けていたら飛び続け、買うのをやめたら馬券に絡みだした愛おしい馬セイクリッドバレー。新潟は得意の舞台！重賞初制覇のチャンスも十分。
今度は買ってもくるハズ。
二桁人気も平気で絡むレースですしね！相手は絞らず３連複１頭軸で手広く遊んでみたいと思います。
買い目
◎セイクリッドバレー
△マイネルゴルト、イケドラゴン、アンノルーチェ、キタサンアミーゴ、タッチミーノット、サンライズベガ、アルコセニョーラ
３連複１頭軸 ◎−△△△△△△△ ２１点
2011年05月06日
京都新聞杯 最終予想
当時は後方一辺倒だったオルフェーヴルもキャリア１戦での挑戦だったマルセリーナもその後大きく成長してクラシックを獲ったわけでして、単純にシンザン記念の結果を受けてこの馬が世代最強！と言い切るにはまだまだ早い。
ただ言い切るには無理があったとしても、世代最強馬候補に間違いはないところ。
金曜売りの単勝は１．４倍。
後の皐月賞馬と桜花賞馬をシンザン記念で蹴散らし、毎日杯では２頭のディープインパクト産駒の皐月賞出走への道を楽々と打ち砕いての重賞連勝。このまま発走時刻になったとしても被りすぎには見えない妥当なオッズ。
レッドデイヴィス。明日はどの馬のダービー出走への夢を叩き切るんでしょうか？
京都新聞杯 データ
◎はレッドデイヴィス。Ｇ�兇箸呂い�同じ週にＮＨＫマイルＣ、そしてダービー直行馬は不在ですから、Ｇ�系⊂〇�の面子よりも相手のレベルは下がってる。重賞好走馬が多く出走した先週の青葉賞よりも面子は薄い。まぁそんな面子になっちゃったのは、この馬の力によるところも大きいのかもしれませんが…。
そのここより面子が濃いと思われる青葉賞で前走置き去りにしたトーセンレーヴが３着。距離が長かった場合に取りこぼす可能性はあるものの、相手関係だけを考えると馬券圏内を外すようにはとても思えない。
〇には人気馬でも人気薄でもよく馬券に絡んでいる前走５００万下好走馬からレッドセインツを指名。スパっと切れるイメージの馬があまりいませんし、レッドデイヴィスが他の先行馬を叩き潰してくれるような流れになれば、この馬の末脚が大きな武器になる予感。
▲にも５００万下勝ち馬からクレスコグランド。ムーニーバレー賞は過去１０年で５頭が馬券に絡んでいる好ステップですしね！押さえにそのムーニーバレー賞２着のダノンフェニックス、初芝で５００万特別を快勝したサウンドバスター。相手也に走ってくれるユニバーサルバンク。
そして最後にキャリア１戦での参戦はあまりにも不利ですが、もしかしたらの淡い期待を込めてＰＯ馬パッションダンスも！！
買い目
◎レッドデイヴィス〇レッドセインツ▲クレスコグランド
△ダノンフェニックス、サウンドバスター、ユニバーサルバンク、パッションダンス
馬連 ◎−〇▲△△△△ ６点
３連単２頭軸マルチ ◎〇軸で相手▲△△△△ ３０点
人気順で入っちゃったらトリガミでしょうけどね。距離が長くてまさかの取りこぼし２、３着なんてのを期待しての３連単。
続いてプリンシパルＳ。
青葉賞で権利をとれずまさかまさかの連闘で出走してきたトーセンレーヴ、１４００ｍでデビューし１８００ｍの重賞を連敗、距離が伸びて良いタイプにはお世辞にも見えないサトノオーが人気に。
なんだか高配当が狙えそうな予感。
◎ターゲットマシン。弥生賞では２番人気に支持されましたが勝手に自爆。まるで競馬にならずに終わった。陣営も対策はしてきたでしょうし、鞍上も今回は前に壁をつくるハズ。
ゲート入り前に終わってる可能性は否定できませんが、普通にさえ走ってくれればこの相手でも能力は上だと思う。普通に走ってくれればですが…。
〇ダノンシャーク。ＮＺＴではアガリ３３秒６の末脚を使うも流れが向かず７着でしたが、それ以外の６戦は全て３着以内確保の安定感。ちょいと上位人気馬に不安がありますので、この安定感は大きな武器になりそう。
▲トーセンレーヴ。当初は切ったろうかと思ったんですが、ここも２、３着で権利をとれず…というのも目に浮かぶ。仮に権利を獲ったとしても過酷なローテ…。これからの馬なんですから大事に使えばいいのにと思うんですけどねぇ。
トゥザグローリーやルーラーシップのように秋にはグーンと成長して活躍するんでしょうから。
押さえは大外に入って評価を下げた２頭ステラロッサとディープサウンド。枠的にも楽に行けそうな気がするカフナ。そして末脚だけなら穴の資格十分メイショウトチワカまで。
買い目
◎ターゲットマシン〇ダノンシャーク▲トーセンレーヴ
△ステラロッサ、ディープサウンド、カフナ、メイショウトチワカ
馬連 ◎−〇▲△△△△ ６点
３連単２頭軸マルチ ◎〇軸で相手▲△△△△ ３０点
2011年05月04日
京都新聞杯 過去の傾向から
土日は中央競馬。昨日は名古屋でかきつばた記念（ハズレ）、今日は園田で兵庫ＣＳ、そして明日は船橋でエスポワールシチー、フリオーソが激突のＧ１かしわ記念。
そのかしわ記念が終わって１日あけばまた中央競馬！
いつの間に子供も大きくなりましてＧＷでも勝手にともだちと遊びにいっちゃう今日この頃。お陰でここ３日は朝から競馬三昧というまさに（私にとって）ゴールデンウィークだった訳ですが、買えども買えどもまるで当たりませぬ…。
ゴールデンウィークってほんっとお金が掛かりますよねぇ。改めて実感（涙）
こんなことならどこか旅行の計画でも立てるんだった。来年はきっとそうしよう。
それでは京都新聞杯過去１０年の傾向です。
上位人気の成績（）内は2000ｍ時代のものです
１番人気
（11）11、５、３、１、５、５、５、１、３着
２番人気
（５）６、13、１、３、４、１、１、５、２着
３番人気
（７）14、８、２、12、１、４、15、２、１着
４番人気
（12）４、３、７、５、６、８、６、３、16着
５番人気
（６）10、14、４、２、３、９、10、９、５着
０１年〜０３年は６番人気以下同士の馬連決着。３年連続で馬連万馬券になっています。しかしその後の７年間は平穏な傾向で何れも３番人気以内の馬が優勝。５番人気以下同士でのワンツースリーも４回、紐が狂うこともありますが基本的には近年は堅いレースといえそうです。
馬連なら３番人気以内の馬を軸に、３連単は頭固定で狙うのもいいかも。
上位５番人気までの馬の前走別成績（）内は2000ｍの時のものです。
前走皐月賞５着以内
５、３、３、１着
前走皐月賞で６着以下
（５、12）４、11、14、13、１、２、５、12、５、１、３着
前走毎日杯掲示板から
（11）７、３着
前走毎日杯６着以下
１、４着
前走その他の重賞出走馬
１、８、２着
前走芝のＯＰ特別５着以内
（７）10、８、５着
前走芝の５００万条件で１着
（６）６、３、１、２、４、５、１、５、10、15、２、３、５、16着
前走芝の５００万条件で２着以下
14、６、９着
前走新馬、未勝利戦で１着
４、６着
人気でよく馬券になるのが前走皐月賞組。ただし６着以下だった馬の連対率はかなり低く人気面を考えると軸にしていいのかどうかは悩みどころ。
その他の人気馬では前走５００万下勝ち馬がよく馬券に絡めていますが、５００万下で負けていた馬や新馬、未勝利戦の勝ち馬、ＯＰ特別で好走していた馬は人気を裏切りやすい傾向にあり注意が必要です。
重賞などの高いレベルのレースを経験している馬や５００万勝ちで底を見せていない馬が狙い目。
６番人気以下の馬の成績（）内は2000ｍ時代のものです
前走皐月賞出走馬
（９）１、７、４着
前走芝のＧ�供■猫圭仭�馬
（２）５、１、９、６、11、７、８、15、17着
前走芝のＯＰ特別で掲示板に載っていた馬
（８、15）３、10、４、９、15着
前走芝のＯＰ特別で６着以下
（４）着
前走芝の５００万条件１着馬
（10、14）２、４、６、６、11、11、２、７、10、４、４、13着
前走芝の５００万条件２、３着馬
（１、13）２、11、５、10、８、２、11、７、11、６着
前走芝の５００万条件４着以下
（16）８、９、12、７、13、２、13、９、14、16、９、11着
前走芝の新馬、未勝利戦勝ち馬
12、７、８、９、３、６、７、12、３、８、13、６、10、12、16、７、10、14着
ダート戦出走馬
（３、17）13、15、９、10、14、８、10、14、15、12、13、14、15、８、12着
６番人気以下の穴馬でも基本的に狙いは同じ。確率は低いものの皐月賞やその他の重賞の出走馬。そして５００万下で好走している馬が穴をあけているようです。５００万下で好走していて人気があまりない馬は積極的に紐に加えたいところ。
今日のまとめ
本来であれば、というか玉さえあればＧ�気暴仭�して人気にもなってる馬レッドデイヴィス。皐月賞二桁着順、毎日杯の６着以下でも平気で馬券になれるこの京都新聞杯ならば敵はいない。あえて敵がいると言うならば距離くらいでしょうか。距離が持ってまともに走れればぶっちぎりそうな予感。
現時点ではどの馬が出るのかわかりませんが、対抗というか馬券の相手本線はデータから好成績の５００万下で好走しているクレスコグランド、レッドセインツ、ダノンフェニックス、サウンドバスターあたりを狙ってみたい。特に過去１０年で５頭も馬券になっているムーニーバレー賞の２頭には熱くぶち込みたいところ。しかしたった今兵庫ＣＳも外れた為、ぶ厚くぶち込めるほど資金があるのかどうか…
ちなみに明日はフリオーソの頭付けで勝負をする予定。頼みます。
2011年05月03日
NHKマイルＣ 過去の傾向から
正直、府中のマイルは長いかなと思っていた馬なんですが、阪神１８００ｍのスプリングＳ、阪神マイルのＮＺＴでも大崩れはなく好走していますので、思ったより距離が持つ馬なのか？
１走余計に走っちゃってるのが気がかりですが、父バクシンオーの為にもここは是非好走して貰いたい。
ただ同じように考えて馬券を買うファンもいっぱいいるハズで…。
成績だけでも１番人気が濃厚なのに、この件で被った人気になっちゃうかも？好走して欲しい。できれば勝って欲しいと思ってるんですが。
頭と心は裏腹なもので馬券では他の馬から行くと美味しいんじゃないかと思う始末。
さて、どう買いましょうかねぇ？理想と現実。本音と建前。勝って欲しいという気持ちと馬券。
大人（悪い意味で）の買い方をしちゃおうかなと。
それではＮＨＫマイルＣ、過去１０年の傾向です。
上位人気
１番人気
１、３、11、１、４、６、２、１、９、１着
２番人気
４、14、９、７、１、10、12、５、８、４着
３番人気
17、４、６、３、12、１、11、３、18、３着
４番人気
15、１、４、２、３、17、10、12、５、９着
５番人気
10、２、２、11、７、９、９、８、２、２着
９番人気以下の馬が３勝、２着３回、３着４回。つまり馬券に絡んだ３０頭中１／３が９番人気以下というレース。しかも０１、０７、０９年は２頭一緒に９番人気以下の人気薄が馬券に絡んでおり大波乱含み。
ただ上位５番人気以内の馬が揃って連を外したことはなく、１番人気も５連対と（荒れるレースにしては）信頼できる成績。基本軸は５番人気以内の人気馬から。３連複は１頭軸で大穴まで手広く、３連単なら着が狂っての波乱まで見込めますので頭固定はせず、１、２着付けで買うのが良さそうです。
前走から
ニュージランドＴ
１着馬
17、14、２、７、12、10、５、７、18、４着
２着馬
４、−、17、14、10、２、16、10、14、２着
３着馬
15、４、６、−、16、１、13、−、１、７着
４着以下
５、12、７、13、14、２、９、８、16、11、10、11、13、８、14、13、９、８、４、５、13、18、５、４、８、５、３、４、９、15、３、12、14、17、４、13、15、16、17、５、６、11、17着
前走皐月賞
皐月賞で５着以内だった馬
３、２、３、６、９着
皐月賞６着以下の馬
９、12、５、12、15、10、４、７、８、14、11、12、15、17、２、８、11、２、４、５、３、９、15着
前走桜花賞
桜花賞で５着以内だった馬
１、２、６着
桜花賞６着以下の馬
１、13、13着
前走毎日杯（）内は2000ｍ時のものです
毎日杯１着馬
（１、１）１、８、１着
毎日杯２〜５着馬
（４）、10着
毎日杯６着以下
（１）着
前走その他のＯＰレース
スプリングＳで３着以内
１、２、２着
その他の芝の重賞で５着以内
７、18、11、10、12、17、９、14着
芝のＯＰ特別１着馬
10、６、13、３、７、９、６、３、17、７、９、14、５、６、３、11、10、18着
芝の５００万条件勝ち馬
３、11、12、15、17、９、15、16、７、18、８着
今年は中山開催ではなかったのでまた違った傾向が出るかと思いますが、ＴＲであるＮＺＴ組は不振。勝ち馬は僅か１連対で３着馬から２頭優勝馬が出ている程度。ただ４着以下から巻き返した馬も少ないのでＮＺＴ組を狙うのであれば３着以内の馬が良いのかも？今年は東京コースと関係性が強い阪神コースでしたから尚更４着以下からの巻き返しは期待薄な予感。
代わりに好成績を誇っているのが毎日杯、そして桜花賞。特に毎日杯勝ち馬は５頭が出走し４勝、６着以下から巻き返したウインクリューガーを含めると過去１０年の勝ち馬の半数が毎日杯出走馬。
という訳で阪神のマイル〜１８００ｍの重賞で結果を出してきている馬は要注意であります。
今日のまとめ
今年はＮＺＴが阪神コースで行われているので、例年以上にＮＺＴ組は要注意かもしれない。ただし勝ったエイシンオスマンはかなり展開面でも恵まれてましたし何といっても皐月賞に出走し中１週の強行ローテ。狙うなら２、３着馬のエイシンジャッカル、そしてグランプリボスでしょうか。
その他のローテの馬ではやはり毎日杯組からコティリオン。そして桜花賞５着のフォーエバーマーク。この４頭が現時点での軸候補。
紐は何が来るかわからないレースですからね。オッズ次第では３連複２頭軸で総流しなんてのもいいかもしれません。
2011年05月01日
天皇賞（春） 回顧
１、２番人気は飛んでも終わってみれば４歳馬。
層の厚さは半端ないですねぇ。
しかしまぁ、その４歳勢の中で距離が長いと思ってあえて消した２頭で決まるとは…。これ以上はなかなかない完璧なハズレ。素直に参りましたデス。
天皇賞（春） 予想
１着−ヒルノダムール
２着−エイシンフラッシュ
３着△ナムラクレセント
４着−マカニビスティー
５着−トウカイトリック
６着◎マイネルキッツ
８着〇ペルーサ
９着△ジェントゥー
１１着△ローズキングダム
１３着▲トゥザグローリー
初めの１０００ｍ通過は６４秒２。ゲシュタルトがドスローに落として逃げていましたがあまりにも遅すぎたようで、最初のスタンド前でたまらずコスモヘレノスがハナへ。ただそれでもまだペースは上がらず。なんと今度はトゥザグローリーが１コーナーで先頭に…。好位に付けられる脚質が災いしましたかね。どんなに遅くてもハナには立ちたくなかったハズですが…。
ただ掛かり気味にハナに立ったとはいえ先頭に立ってからは折り合いはついてるようにも見えました。ペースも上げずじっくりと脚を溜めながら逃げてたハズなんですが。。
向こう正面でトドメ。なんとなんとやや出負けしていたナムラクレセントが一気にハナに！和田騎手の“そんなに楽に逃がすかよ！”といった心意気でしょうか？ペースが落ち着いてアガリだけの競馬になれば中距離馬でもある程度誤魔化しがきくんでしょうけどね。先頭が次ぎ次ぎと入れ替わる乱ペースにより、好位で脚を溜めていた有力４歳馬にスタミナ切れを起こさせました。
直線でもマイネルキッツを捻じ伏せ、早めに突き放しにかかる理想的な競馬をしましたが最後は潰せなかった４歳馬２頭に交わされ３着。
前にいた４歳馬を潰し自分は３着に粘るのですから大した騎乗。和田竜二騎手恐るべし。そして１、２、４番人気の有力馬が沈んだにも関わらずきっちりワンツーフィニッシュで終えた最強４歳世代。恐るべし…。
勝ったヒルノダムールは中団やや前目にいましたが内で自分のペースを守りながらじっくりと脚を溜めていました。藤田騎手も勝利ジョッキーインタビューで言われてましたが距離はベストではなかったと思います。恐らくそれが頭にあったからこそ距離ロスもなく回り直線の末脚に賭ける競馬。藤田騎手らしい１発狙いが炸裂。素晴らしい騎乗。
そして２着エイシンフラッシュ。こちらも脚を溜め直線に賭ける競馬。向こう正面でフォゲッタブル、ジャミールに外から交わされても連れて上がって行こうとはせずギリギリまで仕掛けを我慢。ワンテンポ遅らせて追い出しています。普通一緒に行っちゃいますからねぇ。さすがは内田騎手といったところ。
こういう騎手の駆け引きや作戦が結果に出やすいのが長距離レース。やっぱり天皇賞（春）は面白い。
さて。今日は自分から勝ちに行こうとしたのか、ただ単に掛かっただけか？好位に付けすぎて沈んだトゥザグローリー、ローズキングダム、ペルーサの３頭も今日の敗因は明らか。ベストに近い２２００ｍという距離なら巻き返してくれるはず。ただ、ローズキングダムとトゥザグローリーに二桁着順という戦績が残っちゃうのは残念ですけど。。
また今日結果を出した２頭ヒルノダムールとエイシンフラッシュもベストは恐らく２０００ｍ前後。宝塚記念は今日の面子にブエナビスタ、ルーラーシップ。もしかしたらヴィクトワールピサまで加わり各々ベストに近い距離でのガチンコ勝負。
どんな競馬になるのでしょうか？そして何が勝つのか？
今から２ヶ月後が待ち遠しい…。
最後に昨日死んでいたサクラバクシンオー。ご冥福をお祈りします。
今日は過去の天皇賞（春）の映像でも観てお酒を飲もうと思っていたんですけど、急遽スプリンターズＳに変更して偲びたいと思います。
日本の短距離界を競走馬としても種牡馬としても引っ張ってきてくれた名馬に合掌。
