2005年10月30日
新馬レビュー 良血タキオン産駒、カイシュウタキオン快勝。
新馬・未勝利、そして500万特別2レースを合わせた10レース分のレビューです。
今日も楽しみな馬が登場。祖母がディープインパクトの母ウインドインハーヘアの半姉というアグネスタキオン産駒のカイシュウタキオン。そして評判馬が揃った未勝利戦を制したキングヘイロー牝馬のドリームパラソル。2頭とも早く次走が見てみたいと思わせる勝ち方をしてくれました。
4回東京8日(10月30日)3R 新馬 芝・1600M
カイシュウタキオン・・・★★★★
ちょっと掛かり気味に先頭へそのまま控えずに逃げる。直線では捕まりそうな脚色に見えたが、二の脚を使い4馬身ほど引き離してみせた。最後はさすがに一杯になっていたが既にセフティーリード。最後は2馬身差の勝利。近親にディープインパクトがいる良血タキオン産駒。本来は差した方がいい気がする。
4回京都8日(10月30日)3R 新馬(牝馬) ダ・1400M
テンザンオトヒメ・・・★★★
スピードを生かしての逃げ。2番手以降の馬が4コーナーで手綱をしごくもこの馬は持ったままの抜群の手応え。直線に入ると殆ど追わずに5馬身差の楽勝。かなりのスピードの持ち主。ダートの短距離なら上でも即通用しそう。フジキセキ産駒で母父Nureyev。
4回京都8日(10月30日)5R 新馬 芝・1600M
アマノトレンディー・・・★★★★
クロコルージュ産駒。2番手を抜群の手応えで追走、直線に入って難なく先頭に立つと最後まで余裕を残したまま2着馬を2馬身半差をつけた。レースのレベルに疑問はあるが、この馬自身の能力はかなり高そう。血統からはダートもこなせそうで距離はマイル前後で良さそうなタイプ。
4回東京8日(10月30日)1R 未勝利 ダ・1600M
チェアマン・・・★★
道中は中団やや後ろで待機。直線で脚を伸ばしての差し切り勝ち。大型馬が叩かれて変わったか。また距離延長も向いた印象。ゴール前にもう一伸びしたように追われてしぶとい。エルコンドルパサー産駒で母父Polish Precedent。芝でも走れそうだがスピード感はない。
4回東京8日(10月30日)2R 未勝利(牝馬) 芝・1600M
ドリームパラソル・・・★★★★
多頭数の競馬の為か有力どころは前目で競馬。しかしこの馬は前走同様後方待機で直線勝負。前走ユノブラッキーと接戦を演じた末脚は本物。直線だけで10頭以上交わし更に1馬身1/4差をつけた。キングヘイロー産駒の牝馬にまた1頭大物候補。
4回京都8日(10月30日)1R 未勝利 芝・1400M
イイデチェロキー・・・★★★
Cherokee Run産駒だが芝替わりが良かったのか一変。また距離延長と差しに回ったのも合っていた感じがする。父よりも母父Theatricalの方が強く出たのかもしれない。近親にフサイチアウステルがいるマル外。スピード感あり末脚も上々。上でも楽しみ。
4回京都8日(10月29日)2R 未勝利 芝・1800M
メイショウジーゲン・・・★★★★
初戦はマルカシェンクの2着。相手が悪かった。今回は一転控える競馬、差し馬に向いた展開になったが素晴らしい末脚を見せて快勝。500キロを超える大型馬で叩いた上積みもあったし、馬体も大幅に絞れていた。メジロライアン産駒で末脚を生かす競馬も合っていそうです。
3回福島4日(10月30日)2R 未勝利 芝・1200M
エイシンラビアン・・・★★
2番人気のサクラモサとスタート直後から先頭へ。ゴール前まで2頭が併走する一騎打ちの競馬。追う物の強みか?勝負根性で勝ったか?ゴール前クビ差交わして勝利。しかしローカルの未勝利戦とあって面子もイマイチ。昇級後はまた先行して伸び切れない競馬が続きそう。
4回東京8日(10月30日) くるみ賞 芝・1400M
スーパーホーネット・・・★★★★+★
萩Sに出てきても重い印をつけようと思っていた馬、2着馬にかなり粘られたが順当勝ちと言える。直線外に出す時に少しロスがあったが、追い出されてからの末脚は重賞レベル。長い叩き合いを制した勝負根性も一流。ちなみにあがり3F33秒6。前走より★を1つ追加しました。
3回福島4日(10月30日) きんもくせい特別 芝・1700M
リメインオブザサン・・・★★★★
こちらも萩Sに出てきても印を打とうと思っていた。今回は相手にも恵まれて楽勝。前半が速く今回もあがりが掛かる流れになったが、スローの瞬発力勝負勝負にも十分対応できるはず。サンプレイス産駒の唯一の勝ち馬だが、これで2連勝。これで今後が益々楽しみになりました。