2006年05月23日
ＰＯＧ勝手におすすめ馬 ダンスインザダーク編
来年度からいよいよＳＳの後継種牡馬争いが本格的に始まります。とは言ってもスタートラインは同じじゃない。
現時点ではＳＳが付けていたであろう良質の繁殖牝馬をかなり数引き継いだダンスインザダークとアグネスタキオンが１歩リード。
今日は前評判１番人気ダンスインザダーク産駒のおすすめ馬です。
既に種牡馬として３頭のＧ�汽Εぅ福爾鯒攴个靴討い襯瀬鵐好ぅ鵐競澄璽�ですが、調べれば直ぐにわかるとおり産駒はやや晩成型。
ダービールールのＰＯＧでは期間中のＧ�戯嚢眞綵腓郎�花賞の２着。牡馬ではダービー３着のザッツザプレンティが最高着順。
ＳＳ産駒野不振によりＳＳ後継種牡馬の活躍が目立つ今年のクラシック戦線も桜花賞でウインシンシア、ダービーでトーホウアラン（予定）の２頭しか出走できていません。
生産者や馬主からみればポストＳＳ１番手もＰＯＧという限られた期間では危険な存在と言えそうです。
ただ繁殖の質は格段に上がってますので今までとは違う傾向が出る可能性もアリ。もし今年ＤＤ産駒を狙うのであれば、今までと同レベル、もしくは既にダンスインザダークで実績を出している牝馬の仔ではなく、昨年までＳＳに種付けされてた高額牝馬やもし生きていればＳＳを付けてたであろう輸入繁殖牝馬、国内で活躍して引退した牝馬の仔だけを選ぶのが作戦としてはいいかもしれません。
と言う事で狙いはコテコテの評判馬。それを前提に私のおすすめ馬を数頭紹介します。
エアグルーヴ０４ 取りたい度８０
（母エアグルーヴ、母父トニービン）
来期ＰＯＧ最大の注目馬。写真を見てもいかにも走りそうな雰囲気。ただ母は３歳時にオークスを勝っていますが古馬になり本格化天皇賞を制し、娘も３歳秋から４歳でエリザベス女王杯を連覇。母系が既にやや晩成型なのが気になる。嵌れば能力は超一流でしょうから能力で押し切る可能性もありますが、父がダンスに変わり更に晩成、長距離化する恐れもあり。欲しくないと言ったら嘘なので取りたい度は８０。でも人気必至、その他の事情により取りません。
ローズプレステージ 取りたい度７５
（母ロゼカラー、母父Shirley Heights）
バラ一族と呼ばれ活躍馬多数の母系。この一族も早い時期から活躍していますが本格化をするのは３歳秋から古馬にかけての馬が多い気がします。馬体が小さいようですが半姉のローズバドも小さかったですし、牡馬でも叔父のロサードが小さいながらも重賞５勝。むしろ小さくでたのはプラスかもしれません。
エアシャムス 取りたい度９５
（母エアデジャヴー、母父ノーザンテースト）
まさにＳＳの繁殖牝馬を引き継いだ典型。叔父に２冠馬エアシャカール、兄姉にエアシェイディ、エアメサイア。文句の付けるところはまるでなし。関東馬になったのが嬉しくもあり、悲しくもありですが、母、兄を管理した伊藤正調教師ですから不安より期待が大きい。上位人気必至も是非欲しい１頭。またＤＤ産駒の活躍馬は母父ノーザンダンサー系の種牡馬と好相性。
クラックコード 取りたい度７０
（母マジックコード、母父Lost Code）
半姉はFusaichi Pegasus産駒のシークレットコード。キャリア１戦でＧ�毅加紊肇櫂謄鵐轡礇襪旅發気鮓�せた。母父Lost CodeはＳＳ産駒で安田記念勝ちのハットトリックも輩出。ダンス産駒の牝馬は切れる馬が多くダンスとの相性ももしかしたら良いかもしれない。
パリスフレンズ 取りたい度３０
（母サトルチェンジ、母父Law Society）
セレクトセールで２億の値がついた馬。マンハッタンカフェの半弟。父ＳＳであんなステイヤーが出ちゃうスタミナ満点の母系。父がダンスに替り普通に考えると晩成化、スタミナ強化がより激しくなりそうな予感。ダービールールでは地雷中の地雷な気がします。よっぱどこの血統が好きな人かパリに友人がいる人以外はスルーが良いかと。
ザレマ 取りたい度７５
（母シェンク、母父Zafonic）
マルカシェンクの半妹。上がアレだけ切れればこの馬も相当切れそう。母父Mr. Prospector系はザッツザプレンティの成功例もあり、母母父がノーザンダンサー計なのもザッツと一緒。嵌ればマイルからクラシックまでこなせそうな血統。ただＳＳ産駒のお姉さんがサッパリだったのは不安材料かも。
キングオブロマネ 取りたい度７０
（母ダリンダ、母父Nureyev）
ノーザンＦ生産馬でセレクトセール５８００万で落札された馬。母は米国から輸入された繁殖で半姉に英国で活躍した馬がいるらしい。ダンスは母父ノーザンダンサー系と相性が良いと書きましたがこの馬は母父、母母父ともにノーザンダンサー系。度が過ぎるのもどうだが、嵌ったら凄いかもしれない。ちなみに母父Nureyevのダンス産駒はトーホウアランが活躍中。
ナタラージャ 取りたい度７０
（母ニキーヤ、母父Nureyev）
この馬も母母父までノーザンダンサー系で母父Nureyev。半兄にゴールドアリュールがいるので繁殖実績的にみればこちらの方が狙いやすいかも。ただ全姉のバレエブランは２勝のみ（ＰＯＧ期間内２戦１勝）のみ。まぁ牡、牝の違いや前兄弟だから走るって訳じゃないのが競馬ですが…。
クルサード 取りたい度９０
（母ポトリザリス、母父Potrillazo）
母がアルゼンチンでオークス、ダービーを勝ち年度代表馬になったほどの名馬。スピード、スタミナともに高いレベルにあるのは半姉ディアデラノビアが証明済み。叔母もアルゼンチンの２歳チャンピオンで米Ｇ�犠，繊�叔母を見ても早い時期から活躍してもおかしくなく、一族全体でポテンシャルが高そうな雰囲気。ダンスとの配合は未知数ですがデカイのを狙えそうな魅力あり。
今まで実は１頭も取った事がないダンスインザダーク産駒ですが、今年は１、２頭取る予定。
早期デビューでコツコツ稼ぐタイプの種牡馬ではないので。取れるなら思いっきり大物候補を取る事になると思いますが…。例え大当たりしてた馬でも“夏に力をつけて菊花賞制覇！”なんて事は覚悟しといた方が良さそうですね。
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この記事へのコメント
本当に豪華なラインナップですよねぇ
ﾀﾞﾝｽｲﾝｻﾞﾀﾞｰｸにとって勝負の年ですね
ﾀﾞﾝｽｲﾝｻﾞﾀﾞｰｸのPOG期間内の稼ぎどころは淀のターフ
やはり関西馬に目がいきます
10月・11月の京都の２歳戦で頭角を現し
クラシック戦線の中心となる馬が３・４頭ぐらいは
出て来てもらいたいですねぇ
ﾀﾞﾝｽｲﾝｻﾞﾀﾞｰｸ産駒といえば橋口師
橋口厩舎入厩馬に注目します
ﾄﾞﾗﾌﾄが近づいてきたし
そろそろまとめに入らないとヤバ〜い(笑)
今年のダンス産駒はほんと豪華ですよね。まだまだわんさか出てきますし。
これだけ揃うと…来年の京都新聞杯もダンス産駒の可能性高そうですよね（笑）
晩成タイプの種牡馬ですが、これだけ評判馬が揃えばクラシックにも数頭乗りそうです。
仮にこれでも乗らないようだと…、ちょっとヤバイですよね。
橋口先生のところはお馴染みの良血馬が入りましたし最低１頭は意地でも乗っけてきそうです。
8人ですか、良く集まりましたね＾＾素晴らしいです。
総数120頭。うちの倍ですか。
僕はその規模でやった事がないので想像でしか答えられませんが、一般的な超評判馬は2〜3順で消えると思われます。
どこまでを有力馬と判断するのかは難しいところですが、そこそこのレベルの評判馬は1人7,8頭は取れるのではないでしょうか？？
残りの半分でテンションが下がらないように事前に候補馬をひとり50頭前後用意しておければ、大丈夫かなと思いますよ＾＾
僕もエアシャムスが欲しい（笑）
あとはクルサード、どっちかが手に入ればと思っていますが、２頭とも上位で消えそうなんですよね。
エアグルーヴのハズレ１位で持って行かれそうで…。
僕もそろそろ候補を絞り込まないと。全然整理できてませんよ（汗）
特に雑誌の企画だと５、６頭がほとんどでサラブレだと全部違う種牡馬にしなくてはならずホント迷いますね〜。でもこの時間が楽しいんですけど(´ー`)
僕もまだ候補馬がさっぱり絞れません。
最終的には毎年30頭くらいまでは絞るのですがまだ半分くらいしか決まってないんですよね…。マイッタ。
でもおしゃるとおりこの時間が楽しいんですよね＾＾
