2006年07月17日
新馬レビュー ガールズポップが７馬身差の圧勝！
時間的な都合により、まずは土曜日分の新馬レビューからです。
今週から新潟、小倉が始まりましたが、土曜の２歳戦からはこれといった馬が勝ち上がらず、ちょっと辛めの評価になってしまいました。
みんな同じような３つ★評価じゃあまりやってる意味もないでしょうし自分にプレッシャーをかける意味でもたまには良いかなということで。
そん中で注目したい馬が１頭。函館のダート戦を圧勝したガールズポップです。兄は残念ながら未だ未勝利ではありますが社台のクラブでは総額１億円で募集されたＳＳ産駒のクールカリッジ。
それだけの額で募集される牝系ですから下からバケモノが出ても不思議じゃありません。
次走に注目したい１頭です。
２回函館１日（７月１５日）４Ｒ 新馬 ダ１０００
ガールズポップ・・・★★★
ＳＳ産駒の上２頭は未勝利ながら母系の質は高い。父がＦＤに替りダート適性が増したのかパワフルでスピード感抜群の走り。他馬が追っ付け気味に追走するも馬なりのまま４角を回り７馬身突き放した。少頭数でレースレベルに疑問はありますが、短距離なら上のクラスでもやれそうな感じ。是非芝でも見てみたい。
２回新潟１日（７月１５日）６Ｒ 新馬 芝１２００
シャルトリューズ・・・★★
ポンと好スタートから２番手の外へ。直線で先頭に立ち力強く最後まで伸び押し切った。重馬場の影響かペースは速めも前残り。サザンヘイロー産駒ですし馬場が渋ったのもプラスに働いた気がします。上積みはありそうですが、芝の良馬場でどういう競馬をするのかは次走に注目。
２回小倉１日（７月１５日）４Ｒ 新馬（九州産） 芝１２００
コウセイカズコ・・・★★
４馬身差の圧勝も九州産馬限定戦。スピードの違いで逃げ直線で後続を突き放したがラスト３Ｆは全て１２秒台。翌日の同距離の新馬戦と比較しても当然低レベルで時計も平凡。九州産馬限定戦のレースなら上でも通用しそうですが、普通の馬と混ざると厳しそうな予感。
２回小倉１日（７月１５日）５Ｒ 新馬 芝１０００
エーシンオームズ・・・★★
スタート後は追っ付け気味に２番手を先行。直線に入ると一旦逃げ馬に突き放されたように見えたが、バテずにジワリジワリと伸び逆に早仕掛けでバテた逃げ馬をゴール前で交わした。スパッと切れるように見えず、スピード感もイマイチ。平坦コースの短距離馬の印象。
２回新潟１日（７月１５日）１Ｒ 未勝利 ダ１２００
ムラマサノヨートー・・・★★
前走とは違いダート、そして今回は逃げずに３番手に控える競馬。最後まで手応え良く直線でも力強い走りで着差以上に余裕のある内容。大物感はさほど感じませんが堅実に走りそうなタイプで上のクラスでも順番がくれば勝ち上がれそうな感じ。あまり距離延長は向かなそうな母系なので短距離が良いかも。
２回小倉１日（７月１５日）１Ｒ 未勝利 ダ１０００
スーサンライダー・・・ ★★
母父ナリタブライアンのアグネスタキオン産駒。ダート替りで４馬身差のレコード勝ち。とは言え年に２歳戦では年に５レースほどしかない小倉ダート1000ｍ。馬場状態を考えると過剰評価は危険かも。また少頭数の緩い流れをタメ逃げでの勝利と流れも向いた感じ。パワーもスピードもありそうですが試金石は次じゃないでしょうか。
