2007年02月13日
新馬レビュー ダノンムロー寒桜賞を制しOP入り
ここ最近活躍が目立ってきた冠名“ダノン”。馬主のダノックスさんは近年積極的にセレクトセールなどでいい馬を購入しており、05年のセールではラインクラフトの半弟を2億1000万、フライングアップルの半弟を1億9000万で落札しております。
3歳世代も故障してしまいましたがエリカ賞を勝ったダノンジュンコウや初戦が物凄かったダノンオーガスタ、ハイアーゲームの半妹ダノンフローラなど大物感のある馬がどっさり。
そして先週はGone West産駒の○外ダノンムローがOP入りと、とにかく走る。
POGでも数年後には金子オーナーに並ぶほどの大人気馬主さんになってるかもしれませんね。POGでも馬券的にも大注目デス!
1回東京5日(2月10日)6R 新馬(牝馬) ダ1600
ラフアップ・・・★★★
鹿毛でもやはりクロフネ産駒、ダートは走りますね。好スタートから3番手を追走。終始楽な手応えのまま直線へ。道中に入っても手応えは変わらず、先に抜け出した2着馬を1馬身ほど後ろから追いかけ余裕を持って捻り伏せた。最後は2馬身差の楽勝。タガノデンジャラスの半妹ということで芝での走りにも注目です。
1回東京5日(2月10日)9R セントポーリア賞 芝2000
エーシンピーシー・・・★★+★
好スタートを切りましたが、他馬を行かせて好位の3番手で待機。ペースの割にはやや縦長の展開になり前が有利な流れ。直線では逃げ粘る2着馬を内から並びかけ捻じ伏せての勝利。かなり展開が味方したように思いますが、レースセンスはいい感じ。ただ上で決め手の勝負になるとちとつらいかも…。
2回京都5日(2月10日)4R 新馬 ダ1200
マルブツアトム・・・★★★
アフリート産駒で母父Sadler's Wells、マルブツリードの全弟です。道中は2番手から1番人気の逃げ馬をマーク。直線に入るとその逃げ馬と馬体を併せながら3番手以下を突き放し一騎打ちに。その追い比べも楽に制すると最後は1馬身半の差をつけゴール。かなりスピードがあるように見えましたが、兄をみると距離も持つかも?
2回京都5日(2月10日)6R 500万下 ダ1200
エーシンエスヴィー・・・★★+★
スタートはさほどでしたが、最内枠を活かしスーッとハナに。その後はスピードで圧倒するような逃げ。2馬身ほどのリードを保って直線に入ると、早めに突き放し直線半ばでレースを決めてしまった。芝で初勝利をあげましたが、どうやらダートの方が力を出せる模様。短距離でスピードを活かす競馬も合っている。
2回京都5日(2月10日)9R 寒桜賞 芝1200
ダノンムロー・・・★★★+★
今回も道中は中団後ろで待機し末脚を活かす競馬。4コーナーで外から抜群の手応えで前に進出すると直線でも手応えどおりの末脚を発揮。内の馬が想像以上に良く伸びてたものの、最後は余裕たっぷりに差し切った。ややスピードに乗るまで時間が掛かかる印象ですが、いざ乗った時の破壊力は素晴らしい。
1回小倉7日(2月10日)10R あすなろ賞 芝2000
ワンダースティーヴ・・・★★★
好スタートからハナに立っての緩いペースの逃げを打つ。コーナーもロス無く回り直線に入ると並びかけてきた2着馬と併せるように最後まで力強い伸びをみせ、余裕たっぷりにクビ差退けた。人気薄のため楽に逃がしてくれたのと、ダート向きの血統が時計のかかる馬場で活きたと思いますが、想像以上にしぶとい走り。
1回東京5日(2月10日)5R 未勝利 芝1800
ゴールデンダリア・・・★★★
スタートがあまり良くなく道中は中団内を追走。動くに動けなかったか、そのまま直線に入ったため外に出すのに一苦労(斜行し審議対象)しましたが、外に出されてからはアッサリ。鋭い末脚を使って一気に前を捕らえ2馬身抜け出した。なかなかの瞬発力、上のクラスでも瞬発力勝負ならいい勝負ができそうな感じ。
2回京都5日(2月10日)5R 未勝利 芝1600
コンティネント・・・★★★
デビューから2着3回と惜しい競馬が続いていましたが、4戦目で待望の初勝利。好スタートからハナを奪いゆったりとした逃げを打つ。4コーナーでも抜群の手応えで直線に入ってからも更に突き放し楽勝。ただ手応えほどは…の末脚。大物感はあるものの本格化はまだまだ先なのかも。
1回小倉7日(2月10日)2R 未勝利(牝馬) 芝1800
クロコレーヌ・・・★★
名前のとおりクロコルージュ産駒。ここまで3着5回と勝ち切れない競馬が続いていましたが、今回は道中4、5番手からジワリジワリと脚を伸ばし直線でも力強く抜け出して快勝。ジリ脚気味なので瞬発力勝負では勝ち切れない競馬がまた続くかもしれませんが、相手なりに大崩れなく走れそうなタイプ。上でも好走できそう。
1回小倉7日(2月10日)3R 未勝利 芝1200
アップステージ・・・★★
メイショウドトウ産駒。1番人気の逃げ馬をびっしりマーク、併走しながら直線へ。直線でも2頭の叩き合い。しぶとく喰らい付きクビ差交わしてゴール。勝負根性があり、粘り強さもかなりのモノ。こういうタイプの馬なので今の小倉の馬場、また稍重になったのも味方したかも。
1回小倉7日(2月10日)4R 未勝利 芝2000
メトロシュタイン・・・★★★
なんとスエヒロコマンダー産駒。そしてスエヒロコマンダーは産駒JRA初勝利!3〜4コーナで中団の外から追って追って前に進出。直線でも豪快に追いまくられると、それに応えるようにグイグイと伸び、直線の追い比べを制した。一瞬で切れるタイプじゃありませんが、追って追ってしぶとく伸びる息の長〜い末脚が魅力。
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この記事へのコメント
やっとコンティネントが勝ちあがってくれて嬉しいですが、amurouさんの評価低いっすね!?[壁](エ)⌒)ナンデヤ・・・。
結構強い勝ち方したように思えるんですが・・・。
>ただ手応えほどは・・・。
これは休み明けの影響じゃないかなぁ・・・と
思ってるので、次走は期待しててくださいw
Ps:今年も3歳馬番付やってみました!
amurouさんもやってみてくださいねo(^ー^)o ワクワク
ごめんちゃい!
何か上手く言葉にできないんですが、昨年暮れごろのアドマイヤメインのような。
凄いいい手応えで来ているに、あれ?っていう。
3馬身離して勝ってますし充分強いとは思うんですが、僕が手応えからそれ以上を期待しちゃったんでちょっと辛口な評価になっちゃいました。
次走の期待通りなら一気に追加しますので^^
番付、確か昨年もこの時期でしたね。折角なので同じ週にやってみますね。
番付拝見しに伺います!
ダノンムローはいいですよね。
スピード能力だけなら世代でも上位だと思いますし。
でも、NHKマイルだと距離的にちょっとかったるいかな?って感じなので、春は取捨に迷いそうです・・。
おっしゃるとおりちょっとマイルは…って感じですよね。
スプリント戦なら芝、ダート問わず活躍できると思いますが、春は大きいレースがありませんし。。
どういうローテを組むのか?も注目です。