2007年06月06日
POG 勝手におすすめ馬 母父SS編
本日の勝手におすすめ馬は母父サンデー編です。
昨年はフサイチリシャール、アドマイヤムーンが活躍。今年もフサイチホウオーが重賞3勝、アサクサキングスがダービー2着。爆発力ではタキオン産駒以上とも思える母父SS。
母父SSのポイントは牝馬より牡馬が活躍する傾向にあるという事。現時点で母父SSの重賞勝ち馬は20頭以上いますが、その内牝馬はラインクラフト、ウイングレット、ライラプス、アンブロワーズの4頭のみ。
牡馬と牝馬なので単純比較は難しいものの、実際4頭しか勝ち馬がいないんですから牝馬のアタリを引く確率はあまり高くない気がします。
タキオン、フジキセキ、スペシャルウィークなどのSS系で牝馬を取り、母父SSの牡馬でダービーを狙う。こんな作戦もいいかもしれません。
注目は今年母父SSの重賞勝ち馬を2頭出したジャングルポケットの牡馬。そして良質の繁殖が集まる社台系新種牡馬の産駒。
ジャングルポケットは種牡馬成績が落ちやすい2年目なのが気になりますが、SS、BTと共に一世を風靡したトニービンの後継種牡馬。あえて狙いに行くのも面白いかも。
という事で母父SSは牡馬中心に選んでみました。
ファリダット(父Kingmambo)
取りたい度65
上でジャンポケと新種牡馬がどうのと書いといてトップバッターにKingmambo産駒を持ってきちゃった。母は名スプリンターのビリーヴ。父は母父SSと相性のいいMr. Prospector系で日本の芝で抜群の実績を残しているKingmambo。血統、評判ともに文句なしの大物候補。
ただ、母が短距離馬なのとやや晩成型だったのがネック。距離は持ちそうとの事ですが、果たしてこの母系でどこまで持つのかは?
どういう時期にどういう距離で活躍するかが皆目検討がつかない危険なホームランバッター。敬遠予定ですが写真で見る馬体は凄くカッコイイんですよね…。
マンボパートナー(父Kingmambo)
取りたい度85
まだ繁殖牝馬としては目立った成績を残せていないダンスパートナーですが、日本馬での種牡馬生活が失敗に終わったエリシオとの産駒で3勝馬、4勝馬を出しているのだから、むしろ繁殖牝馬としての質は高いように感じる。血統からもクラシック向きでまさにダービー狙いには持ってこいの配合。個人的には初めてダンスパートナーの仔で取りたいと思った馬です。馬名で敬遠されるようなら上位で行っちゃおうかなと。
ダノンマスターズ(父シンボリクリスエス)
取りたい度75
早めに入厩し一旦は放牧に出されましたが、夏の函館、福島でのデビューを予定している藤沢厩舎の評判馬。藤沢厩舎入厩予定の母父SSのシンボリクリスエス牡馬はこの馬を含めて3頭いますが、素直にデビュー時期が内定しているこの馬狙いでいいんじゃないかと思う。走る、走らないじゃなく出走しない可能性もある厩舎なので。。また馬主のダノックスさんのここ最近の勢いも凄まじいですし、勢いに乗れるかも。
ただ、マイル路線で活躍したラインクラフトの下なんで距離が持つのかがどうかなのと、セレクトセール高額馬のジンクスは気になるところ。
ハイアベレージ(父シンボリクリスエス)
取りたい度70
青毛のせいか凄く馬体がよく見える。親父に似たのか、でかい馬が多いシンボリクリスエス産駒の中で440キロほどの小柄な馬体もいい感じ。あまりでかすぎると仕上がるのに時間が掛かる場合がありますしね。
まだまだ成長段階ということなので、デビューまでにはもう少し体も大きくなりそうですが、それでいい感じになるのではないでしょうか。わからんけど。
牧場での評価も高く非常に気になる1頭です。
ガイディングスター(父ファルブラヴ)
取りたい度60
今年のダービー2着馬アサクサキングスの半弟で新種牡馬ファルブラヴの産駒。ファルブラヴに関しては血統が日本向きじゃないとか、でも実際自身が日本でJC勝ったから大丈夫だ。とか。走る前からいろいろ言われちゃってますが、個人的にはちょいと産駒の馬体がパワフルすぎるんじゃないかと。なんかダートとかで活躍しそうなそんなイメージ。とはいえ社台系の新種牡馬、繁殖の質を考えると無視はできない存在なんですよね。この馬も現時点で540キロくらいとの事。デビューまで絞れればいいんですが、まだまだでかくなる可能性も…
プライドエンブレム(父ウォーエンブレム)
取りたい度80
来年以降はまた減るようですが、とりあえず今年一気に産駒数が増えたウォーエンブレム産駒。現3歳世代が4頭しかいないのにかかわらず、POGでも人気になっていたように牧場関係者の評判は高いようです。昨年とは比べ物にならないほどの良血繁殖牝馬が集まった今年は最初で最後のチャンスかも。この馬はポップロックの半弟で角居厩舎。距離に不安はないでしょうしSS産駒のような馬体もいかにもな雰囲気。ただ母系がやや遅めの血統。間に合うかは心配。
ベイサイドパーク(父ジャングルポケット)
取りたい度75
今年母父SSのジャングルポケットの牡馬は7頭。昨年のフサイチホウオー、トーセンキャプテンのような社台系牧場の生産馬に絞ると4頭のみ。この馬は社台Fの生産馬で叔父にダービー馬タヤスツヨシがいる良血馬。まさにダービー狙いならこの馬を取って下さいといった配合です。
ここまで絞り込んでこの馬以外がオオアタリなら引きが弱いと諦める。POGではそんな人気にならなさそうですし、下位で1発狙いならこの馬じゃないかと。
オメガユーロスター(父グラスワンダー)
取りたい度99
毎年必ず1頭は指名している大好きなグラスワンダーの産駒。今年の狙いはこの馬。祖母スキーパラダイス、叔母にエアトゥーレがいる良血馬で1ヶ月ほど前にGallopでも紹介された(GWファンの)期待馬。
ぶっちゃけ母系からダービーはえらい長いと思いますが、そんな事は気にしない。まぁマイラーでも稼いでくれればいいですし。
問題なのは私が指名したGW産駒はびっくりするほど走らないという事。あと数年前にユーロスターって名前のGW産駒を取ったんですけど、彼とちょっと馬名が似ている気がするんですよね…。まぁいいか。
※ユーロスター(グラスワンダー×母父Alzao)
タイムパラドックスの半弟で松田博厩舎と、(一部から)期待されたが6戦0勝で引退。
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この記事へのコメント
今後考えないといけないテーマですね。
280頭くらいいますからねぇ。実際今回載せた馬以外にもリストにいる馬はたくさんいます。
僕はその中から厩舎や近親の活躍、前評判などで評価をしていますが、当たりを引くのは運でしょうね。
昨日は御神本やらかしましたねぇ・・・。馬券は1秒で終了。。
で、僕の場合は直前でSPAT4がパンクしたのか馬券は買えずじまい・・・。まー結果オーライでよかったのかも。
こうなったら今年の2歳馬で父キングヘイローのトップサバトンの弟も注目しときマス。
兵庫ダービーは参戦かな?僕は兵庫JG3着のエンタノメガミとリヴァーフィールドを買う予定デス。
やってくれましたね…。結構堅いと思って大きくぶち込んじゃましたよ。
兵庫はスルーしました。エンタを蹴っ飛ばして買おうかと思ったんですが買わなくて良かったデス。
東海ダービーは買いますよ^^
ワイティタッチから牝馬中心に狙う予定です!