2007年10月29日
新馬レビュー フローテーション2連勝で萩Sを勝利!
1800mに延長されてから連対馬や出走馬から後の活躍馬を多く輩出している萩S。
過去の連対馬にはエイシンチャンプやスズカマンボ、ヴァーミリアンがおり、一昨年はフサイチリシャール、ドリームパスポート、ロジック、メイショウサムソンが4着までを独占しました。
そして今年の勝ち馬はSW産駒のフローテーション。デビューからの2連勝でのOP勝ちです。馬主がお父さんと同じ臼田浩義さんなので当然勝負服も父スペシャルウィークと同じもの。なんだかいいですねぇ。こういうの。
次走は朝日杯FSかラジオNIKKEI杯2歳Sとのこと。更に相手が強化される舞台でどんな競馬を見せてくれるのか?楽しみです。
またこのレースには1番人気に支持された大物候補サブジェクトも出走しましたが後方から伸びきれず4着。。
前走も2着とはいえ初戦ほどのインパクトはなし。今回もアララ?という内容。う〜ん。キャリア1戦、間隔あいた重賞で好走した反動なんでしょうか?よくわかりませんが、とりあえず次走も注目してみようと思います。
4回京都8日(10月27日)9R 萩S 芝1800
フローテーション・・・★★★★
初戦と違い流れが速くなった今回も無理せずに先行4番手からの競馬。センスがいい感じ。直線で追い出してからの伸びは前走同様ややもたつき気味でエンジンの掛かりは遅いタイプ。ただ直線半ばでグイグイっと伸びて来るのも前走どおり。スピードに乗ると豪快な伸び脚をみせキッチリと差し切った。
4回京都8日(10月27日)3R 新馬 芝1600
レーヴダムール・・・★★★★
父はファルブラヴ、母はJCでも走ったレーヴドスカー、半兄にナイアガラという血統。スタートで出遅れるも道中で馬群の中から徐々に追い上げ直線手前では5、6番手の位置取り。先に併せる形で抜け出していた2、3着馬で決まるかと思いきや、牝馬らしからぬ豪快なフットワークを見せゴール前で強襲。クビ差で差し切った。かなりタフでパワフルな印象。
4回東京8日(10月27日)5R 新馬(牝馬) 芝1400
タケデンスキップ・・・★★
フサイチコンコルド産駒、母父イブンベイ。殿人気での快勝!道中は後方3番手でじっくりと待機し直線で末脚を生かす競馬。直線では外から素晴らしい脚で追い込み抜け出した。同じように最後方で待機していたブービー人気の馬が2着。明らかに展開が嵌った印象で、悪化した馬場も味方した予感。
3回福島3日(10月27日)2R 新馬 芝1800
マイネルエルマス・・・★★
父トウカイテイオー、母は函館3歳S2着のゲイリームーチョという血統。2頭が併走し飛ばす流れを3、4番手から追走し4コーナーでは激しく追われ前へ。手応え的には前の2着馬に劣っていましたが流石はマイネル軍団、しぶとく喰らいつき捻じ伏せた。派手さはありませんが追って追ってしぶとく粘れるタイプ。
4回京都8日(10月27日)2R 未勝利 芝1400
オペラセリア・・・★★★
テイエムオペラオー産駒、叔父にノーモアスピーディ、ベストタイアップがいる血統。ここまで3戦連続3着と勝ち切れない競馬でしたが、今回は好位追走から危なげなく抜け出した。使いつつよくなってきた印象で血統からもまだまだこれから良くなりそうな雰囲気。1200、1400mと使われてきましたが距離もまだまだ持つはず。
4回東京8日(10月27日)2R 未勝利(市) 芝1600
トップオブマジック・・・★★★
メジロライアン産駒。ここまで4戦安定感のあるそこそこの脚を使い勝ち切れない競馬。今回は雨で馬場が悪化したのと直線長いタフな東京コースが味方したようでジワリジワリと長い脚を使い見事に差し切った。あまりスパッと切れるタイプではなさそうですが末脚は安定。上でも勝ち切れないながらも相手なりに走れるかも?
4回東京8日(10月27日)3R 未勝利 芝1400
ヨシサプライズ・・・★★
道中は中団でじっくり脚を溜めながらの追走。直線に向くと馬場のど真ん中からいい脚を使い、一気に交わし突き抜けた。小さな馬ですが荒れた馬場も関係なくなかなかの切れ味。フサイチコンコルド産駒、こういう馬場も合っていたのかも?ただちょいと出走メンバーには恵まれた印象が…。
3回福島3日(10月27日)1R 未勝利(牝馬) 芝1200
ウイングフット・・・★★
ダイタクリーヴァ産駒。スタートが速くスっと好位の3番手につける。手応え抜群で4コーナーで前2頭に外から並びかけると、先頭立って直線へ。直線では一体何馬身突き放すんだろと見ていましたが、実際は手応えほど伸びずで半馬身差の勝利。危なげなく押し切りはしましたが2キロ斤量を貰っていたことを考えると…
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この記事へのコメント
ファンタジーSは牝馬戦ですがフローテーションとあたる時が来るかもしれませんね。ちなみにBCクラシックは3歳馬のカーリン、BCターフはイングリッシュチャンネルが勝ちました。ディラントーマスは出遅れて結局5着、残念でしたね。もしかしたらジャパンカップに参戦してくるかも。
SW産駒というイメージではない馬なんですが、やはりあの勝負服で血統を見るとニヤけちゃいますねぇ^^
距離伸びて更に良さそうですし、クラシックでは楽しみな存在になるかもしれません。
ディラントーマスは史上初の快挙達成できずで残念でした。
でも負けた事によりJC出走の可能性も!?
もしもう1走走るなら、JRAは気合い入れて引っ張ってきて欲しいですね!香港に取られんように。