2007年11月21日
JCダート ヴァーミリアンは危ない人気馬?
来年度から第5回阪神開催に移行。ジャパン・オータムインターナショナルとしてエリザベス女王杯から4週連続での開催になるようです。
したがって府中で行われるJCダートは今年で最後…。なんだか寂しい気もしますね。
しかし4週開催にして“有力馬の出走をさらに喚起する”なんて書いてありますが、ホントに海外から馬はくるの?
ドバイ、BC、香港は1日でやるから集まりやすいのであって、4週にわけたら…?何だか売り上げ重視で世界の流れに逆行しているようにも見えるんですが…。
まぁ決まってしまったんで、東京最後のJCダートを生で観戦して参ります。それでは過去の傾向からです。参考データは過去7年、中山開催を除いた6回分です。
上位人気の成績
1番人気
5、1、2、2、1、2着
2番人気
8、8、7、4、7、9着
3番人気
12、2、12、13、4、5着
4番人気
1、3、13、1、10、13着
2番人気が大不振で3番人気もイマイチな成績。3着以内に2頭人気薄が突っ込む事が多く紐荒れムード。
ここ5年は1番人気が連続連対中ということで、人気面の傾向では1番人気馬から3連複1頭軸で手広く穴狙いがいいかも。
実績から
同年のJBCクラシック
1着馬
10、2、2、4着
2着馬
4、8、2着
3、4、5着馬
10、4、12、10、1、6、7、14、8着
同年のマイルCS南部杯
連対馬
1、2、2、6、8、2、9着
3〜5着馬
5、4、2、4、5、4、14、2、11着
JBC好走馬よりもマイルCS南部杯で好走している馬の好走が目立つ。ある程度速い流れになることが多くマイルで好走できるスピードがないと厳しい模様。
問題はJBCクラシック圧勝で人気を集めそうなヴァーミリアン。マイル戦の出走が1度しかないように長距離型の馬。その1回がフェブラリーS5着なので悪くはないんでしょうが、人気でこけたファストフレンドや兄のサカラートと被る気も。
同年のフェブラリーS(中山開催の03年は除く)
連対馬
1、4、2、2、2、2着
3〜5着馬
5、11、15、4、9、4着
同年の武蔵野S
連対馬
2、1、7、3、5、1、5着
3〜5着馬
6、15、15、10、3、13着
見てのとおり東京マイルで実績のある馬の好走が目立つレース。特に同年のフェブラリーS連対馬の成績が抜群で前走の敗戦で人気を落としそうなブルーコンコルド、フェブラリーS以来勝ち星から遠ざかっているものの堅実に走っているサンライズバッカスの2頭は要注意。
今日のまとめ
東京開催最後の今年もマイル実績重視で予想したいと思います。なのでヴァーミリアンは軽視!流石に消すのは無謀なんで押さえますけど…。
軸候補はフェブラリーS連対馬の2頭ブルーコンコルド、サンライズバッカス。そしてマイル実績、東京実績とも3戦3連対の上り馬ドラゴンファイヤー。好相性のマイルCS南部杯、武蔵野Sと連続連対しているワイルドワンダーの4頭。この4頭の中から本命を選ぼうと思っています。
トラックバックURL
この記事へのトラックバック
この記事へのコメント
こちらはややJCより面白味ありそうですね!
私は3歳勢とスチューデントカウンシルが賞金のために怪しい感じします。
まだまだ軸など決まってはおりませんけどヴァーミリアンはおそらく消しの方向で…。
ヴァーミリアンはブックのフォトパドック見た感じだと、今の日本のダート界では抜けてると思わせる馬体でした〜。
まさに充実一途と言った感じでしたよ!
アロンダイトが無事ならばもっと盛り上がっていたんでしょうが、十分面白い面子になりましたよね^^
僕もこれからゆっくり本命を決めようと思いますが、昨年のアロンダイトと被るあの馬になるんじゃないかと。
ヴァーミリアンは消すのは怖いんで弱気の△かな^^
川崎記念そして前走のJBCクラシックをみてる限りホント強くなったなと思いますね。
ただ2走ボケもあるんじゃないかと、そして中央より地方の深い砂により適性があるような気がしています。
ただぶっちぎられても納得の馬であることは確かですね。
僕は4、5着かなと。まあ専門誌などみても人気が被りそうなのでオッズ的な期待も込めて妄想みたいになってますが(笑)
メイショウトウコンは異例のローテですが、あの切れを見ちゃうと。展開次第の馬ですが1発ありそうですよねぇ