2008年01月07日
新馬レビュー シルクビッグタイム2戦目も4馬身差の大楽勝
年が明け3歳戦はダートのレースが増えてまいりました。当然、今後も芝の未勝利、新馬は大人気でしょうし除外の嵐になりそう。
ダートの未勝利戦をかっ飛ばして評価している当ブログは楽でいいんですが、芝のレースが少ないのもPOG的には困ったものです。
そんな中シルクビッグタイムがダートの500万条件を初戦同様圧倒的な内容で制し2連勝を飾りました。ダートの短距離なら間違いなく世代トップクラスのこの馬、今後の注目はどこまで距離が持つのか?そして芝はどーなのか?
芝のマイルまでこなすようなら、一気にNHKマイルCの有力馬の1頭に。次走はどのレースを使うのか大注目です。
1回中山1日(1月5日)9R 寒竹賞 芝2000
アイティトップ・・・★★+★★
初戦を見た感じではパワフルな印象でスピード感はなく上のクラスでは用なしかなと思っていたんですが…。一叩きされた効果か?最後方から目が覚めるような末脚でグイグイと伸びてきた。アガリの速い馬場や展開には不安が残るものの、力のいる馬場、タフな展開なら重賞でもと思わせる末脚。人気も無さそうですし中山のTRを使うようなら是非穴で押えたい。
1回京都1日(1月5日)4R 500万下 ダ1400
シルクビッグタイム・・・★★★★+★
スタートで遅れたものの二の脚が速く無理せずハナへ。道中の手応えも抜群で2馬身ほどのリードで直線に向くと軽く流して4馬身差の大楽勝。今回の面子でもスピードが違いすぎた。前走ダートの1200mでは異例の★4個の評価をつけた馬ですが距離延長も問題なし、クラスが1つ上がっても圧倒的な内容。次こそ芝で見たい!
1回中山1日(1月5日)4R 新馬 ダ1200
バーニングブライト・・・★★
スタート後追っ付けて行ったがダッシュはイマイチで中団からの競馬。先行馬が5頭で一団となりレースを引っ張り、中団から後ろがバラける展開。そんな流れにも恵まれコーナーはロス無くインを回り、直線では難なく外へ。外に出してからの末脚は素晴らしく一気に前を捕らえた。差し馬向きの展開も嵌りましたがなかなかの伸び脚。
1回京都1日(1月5日)3R 新馬(牝馬) ダ1400
ローズカットダイヤ・・・★★★
FD産駒、叔母叔父にジェミードレス、タスカータソルテがいる良血馬。スタート良く追っ付け気味ながらも先行。直線では逃げた1番人気馬は後続を突き放しにかかる楽勝ムードでしたが、ただ1頭ジワリジワリと外から差を詰めゴール前で豪快に捻じ伏せた。血統から芝での走りも楽しみで、上積みもありそう。次走も楽しみ。
1回中山1日(1月5日)5R 未勝利 芝1600
サトノプログレス・・・★★★
ここまで3戦1番人気で勝ち切れない競馬も強い相手に堅実な走り。今回は押えずハナを切りマイペースで飛ばす積極的な競馬。まずまず速いペースで地力勝負に持ち込むと直線でも余裕たっぷり後続を突き放した。決め手勝負になると分が悪い印象なのでこういう競馬が合っていそう。クラスでも相手なりに走れるハズ。
1回京都1日(1月5日)5R 未勝利 芝1800
アインラクス・・・★★★★
DD産駒で母父Woodman、叔父にディープインパクトがいる良血馬。スタートよく中団馬群の中で折り合うと4コーナーでは外から進出。直線では先に抜け出したブーケフラグランスを余裕たっぷりに差し切った。凄まじく切れる訳ではありませんが、長く脚を使えそうでレースセンスも上々。ただ春のクラシックは…のDD産駒、ホントに良くなるのは夏以降かも?