2008年10月27日
天皇賞（秋） 案外ここも荒れるんじゃ…
春の天皇賞馬が引退し、宝塚記念優勝馬は軽い故障の影響で早々に回避。
また遠征帰りメイショウサムソンは出否未定の状態。
主力となるハズの古馬牡馬勢はかなり寂しい状況ではありますが、代わりにダイワスカーレットが復帰し近年最強クラスの牝馬２頭が久々に顔を合わせます。片方が休養明けなのは残念ですが共にベストと思われる府中２０００ｍでの再戦は非常に楽しみ。
また今年の変則２冠馬ディープスカイの参戦により２世代によるダービー馬の対決が実現。サムソンが出走するならなんと３世代！！
こんなの今までにあったんでしょうか？
ダイワスカーレットが一叩きされていれば。メイショウサムソンが遠征帰りじゃなければ。春のＧ�汽Εぅ福爾�２頭ともいれば…などなどタラレバは勿論ありますが、現時点での最強面子がほぼ集結。天皇賞楽しんで予想しましょう！
それでは過去１０年の傾向から実績編。参考データは中山開催を除く９回分です。
上位人気の成績
１番人気
中、５、１、２、１、１、２、５、１着
２番人気
５、８、２、３、13、11、６、３、６着
３番人気
８、11、５、７、４、４、15、４、９着
４番人気
２、１、７、１、17、12、５、１、４着
１〜４番人気が揃って全滅はなし。必ず１頭は連絡み。ただこれは４番人気が頑張っているのが大きく、１〜３番人気が揃って連を外したことは３回も。
また５番人気以下の馬が７連対、３着７回と計１４頭も馬券絡み（しかもその内５頭が二桁人気）。
馬券に絡んだ半分以上の馬が５番人気以下というレース。４番人気以内の馬を軸に３連複は１頭軸で手広く紐荒れを狙いたいところ。
ちなみに。１〜４番人気以内に支持された牝馬の成績は５、５着で両方ともスイープトウショウ。また中山開催ですがテイエムオーシャンが１番人気で１３着。人気薄でよく来る牝馬ですが人気だと結果は出ていません（２番人気から優勝したエアグルーヴは１１年前で参考データ外）。
そして１〜４番人気以内に支持された３歳馬の成績は…３着。過去１０年で人気に支持された３歳馬はアドマイヤムーン１頭（Ｓ・クリスエスは中山開催でデータ外）。
実績から
前年の天皇賞（秋）連対馬の成績（）内は前年中山開催
１着馬
２、（１）、２、９着
２着馬
２、７、３、４、３着
前年の天皇賞（秋）連対馬は過去１０年で９頭出走し４連対、３着２回と好成績。しかし勝ったのはシンボリクリスエス１頭のみで前年は中山開催。“府中の天皇賞”を２連覇した馬は出ていません。また馬券に絡めた６頭中４頭は前年よりも１つ着順を落としています。サムソンが出るのならば２着付けが面白いかも。
同年宝塚記念好走馬の成績
１着馬
中、１、３、５、６着
２着馬
２、１、２、２、２、10、６、１着
３着馬
２、12、２、４着
この中で宝塚から直行した馬
３、２、10、12、６、１、６着
同年天皇賞（春）の連対馬の成績
１着馬
５、１、１、２、13、１着
２着馬
２、11、３、１着
この中で宝塚記念で３着以内に入っていた馬
２、１、１、２、３、１着
春の古馬中距離Ｇ�掬傾直泙畔�塚。やはりここで好走していた馬がこのレースの中心。また天皇賞で連対し宝塚で３着以内に入った馬はパーフェクトの複勝率！今年これに該当するのはメイショウサムソンのみ。しかし出ても海外遠征帰りなんですよね…。
同年安田記念の連対馬の成績
１着馬
17、４、４、９着
２着馬
３、11、５、７着
ウオッカがこれに該当する訳ですが成績はというと…
今日のまとめ
一見豪華な今年の天皇賞。まぁよく見直しても豪華なんですが。ただ例年人気で好走しているタイプの馬、即ち春のＧ�掬傾直沺∧�塚の好走馬が殆どいません。メイショウサムソンが回避するなら連対していた馬は不在、両レースで３、５着と“微妙な好走”をしたアサクサキングスはぶっつけ。
また人気になりそうな牝馬２頭ダイワスカーレットは久々、ウオッカは過去１０年で連対例のない同年の安田記念連対馬。
例年通り、もしかしたら例年以上にとんでもない結果が待ってる可能性も！？
荒れることも頭に入れつつ、次回前走からのデータを。
