2009年04月14日
皐月賞 過去の傾向から
今年の皐月賞は無敗の弥生賞馬がいるものの、伝説の新馬戦を勝ちあがりスプリングS制覇のアンライバルド。そして2戦目の大楽勝大差勝ちから超大物候補と騒がれているリーチザクラウンがいる為にどの馬が1番人気になるのかちょっと良くわからない状況。
アンライバルドは半兄がフサイチコンコルド。リーチザクラウンの方は父スペシャルウィークと同じ馬主さん+鞍上も父の主戦武豊騎手と能力以外にも人気になる要素がたっぷりとありますからねぇ。
結果は勿論馬券の売れ方も気になるところです。
そして逃げ馬が2年連続で優勝している皐月賞。リーチザクラウンは控えてもといってるだけにどの馬がハナを奪うのかにも注目です。
それでもリーチが行くのか?はたまたロジユニヴァースがまた行っちゃうのか?強力な逃げ・先行タイプの馬がいる今年は人気薄の逃げ切りは厳しいかと思われますが何が逃げるのかハッキリしないだけに展開予想もまた面白い。
それでは見所沢山の今年の皐月賞。更に混乱する為に過去10年の傾向です。
上位人気の成績
1番人気
6、2、1、3、1、2、1、4、4、3着
2番人気
3、1、3、14、2、16、4、3、3、6着
3番人気
9、中、2、16、3、4、3、5、8、14着
4番人気
12、9、16、7、6、9、9、6、9、9着
1、2番人気の複勝率はまずまずといったところですが過去10年では1〜4番人気合わせて4勝と5番人気以下が頭でくる事が多いレース。次走ダービーで連対するような馬でも余裕で差し損ねたりするので着順固定は慎重に。
また二桁人気が5頭も連対。相手はあまり絞り過ぎないほうが良さそうです。連は外しているものの毎年1、2番人気のどちらかは3着以内を確保。データからは1、2番人気のどちらかを軸に、馬連よりも3連複・単で狙うのが良さそう。
前走から
弥生賞
1着馬
3、−、1、8、3、2、1、4、4、3着
2着馬
6、1、16、14、9、3、3、−、9、6着
3着馬
5、中、6、2、15、6、4、16、8、2着
スプリングS
1着馬
−、2、−、3、1、16、8、1、12、9着
2着馬
7、7、4、−、2、13、−、5、10、11着
3着馬
7、13、17、−、−1、10、2、18、14着
若葉S()内は中山での成績です
1着馬
(9)16、−、13、−、14、5、3、1、7着
2着馬
(13)11、11、15、7、17、11、13、13、12着
毎日杯
1着馬
1、−、−、12、−、−、9、−、11、−着
2着馬
15、12、−、4、−、−、−、8、−、−着
過去10年の勝ち馬は全て前走上記の4つのレースのどれかに出走。また連対馬20頭中19頭もこれに該当します。弥生賞は4着から巻き返し優勝アリ、若葉Sも7、4着馬が巻き返して1、2着に連対。スプリングSも7、8着馬の2頭が2着に。毎日杯以外は一応権利を取れなかった馬も要チェックです。
実績から
朝日杯FS
1着馬
−、−、−、7、3、4、4、5、8、−着
2着馬
−、−、−、10、2、3、−、10、6、5着
3着馬
−、−、−、−、10、10、6、7、−、1着
ラジオNIKKEI杯2歳S
1着馬
6、中、1、5、8、2、12、6、3、10着
2着馬
−、−、3、−、16、5、9、4、1、−着
3着馬
2、−、−、−、−、−、3、−、11、−着
きさらぎ賞
1着
3、−、−、18、1、8、16、2、7、4着
2着
−、6、2、−、6、16、−、1、11、9着
共同通信杯()内は中山開催
1着馬
10、−、3、12、(4)、12、−、4、3、14着
2着馬
−、−、−、−、(−)、10、−、5、−、2着
京成杯()内は東京開催で1着同着
1着馬
2−、16、(−、14)、−、9、3、7、2、3着
2着馬
−、−、−、(ナシ)、10、7、2、9、5、13着
シンザン記念
1着馬
−、2、5、3、6、11、6、18、4、15着
2着馬
−、3、11、12、−、−、−、−、−、−着
特にどのレースが好相性ってのはありませんが、注目するなら近年用無しかと思われていた朝日杯FS組がここ最近よく掲示板に載ること。昨年はとうとう優勝馬も出しました。人気の盲点になりやすいので押えておくといいかもしれません。
今日のまとめ
好ステップである弥生賞、スプリングSの勝ち馬ロジユニヴァースとアンライバルド。そして好走馬から勝ち馬を出しているきさらぎ賞とラジオNIKKEI杯2歳Sの連対馬リーチザクラウン。リーチザクラウンがステップレースを挟んでいないので割引きですがそれ以外はデータからもやはり3頭が中心でいいのかなと。
誰もがわかってることを堂々と書いてみました。
ただ何といっても荒れるレースなのが皐月賞。3頭のうちどこから行くにしても穴馬が来る事も考慮しなくてはなりません。穴タイプで面白いのがTRで着外に負けてた馬の巻き返し。どこまで人気を落とすかわかりませんがきさらぎ賞連対馬で前走人気ですっ飛んだリクエストソング、穴を多く出す京成杯の勝ち馬アーリーロブストが面白そう。あとは3頭に人気が集まりすぎて盲点になりそうな朝日杯FS連対馬2頭セイウンワンダー、フィフスペトルにも要注意。
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この記事へのコメント
差し、追い込み馬に注目したいと思います。
今回は前に有力馬が揃ってますしね。展開が速く厳しい流れになれば後方で死んだ振りをしている馬が穴をあけるかもしれません。
ただ、このレースはペースが速くても意外と前が残ることがありますから先行勢からも穴になりそうな馬を見つけようと思ってます^^
ただでさえ荒れやすいレースを3強できっちり終わるとは終わるとは思えませんねぇ。1頭くらい何かが食い込んできそうです。
その中でも穴っぽい臭いがするのがアーリーロブストです。前走はひどすぎました。先行馬が強いレースで逃げを主張すればチャンスはあるはず。一昨年のサンツェッペリンのようにならないでしょうか。
前がきついと言われてる時に限って前が残ったりしますしね。まだ脚質も読み切れない3歳のこの時期。リーチザクラウン、ロジユニヴァースが互いに牽制しあうようなことがあれば案外楽に逃げしてくれることも考えられます。
前走差す競馬がまるでダメだとわかったアーリーロブスト。なので今回は思いっきり行かせると思います。ありそうですよねぇ。