2010年03月10日
フィリーズレビュー 過去の傾向から
強いのはいますがチューリップ賞を使ってくれないかなぁと思っていたPO馬ラナンキュラス。しかしそのチューリップ賞は雨、そしてキングカメハメハ産駒のワンツースリー。
結果論ですが出なくて良かったなと。
ただ問題は1400m。本質的には長めの距離が合ってると私は思ってるのでちと忙しいかもなと…。実際に結果は出してる距離ですけど、この時期の1400mはスプリンターの一流どころも多く出てきて流れが2歳戦の時とは別物になりそうな気がするんですよね。そこが心配。
上手くこなして権利を取ってくれればと思ってます。
またこのレースには史上初めて2歳で地方の年度代表馬に輝いたラブミーチャンも出走予定。更にはフェアリーS、クイーンCで賞金加算に失敗してるテイラーバートンも。。嫌ーなリズムになってないのか?
この2頭の結果も楽しみであり、不安であり…。いろんな意味でこちらも注目です。
それではフィリーズレビュー過去10年の傾向を。
上位人気の成績
1番人気
1、2、3、1、2、1、12、1、10、4着
2番人気
2、6、7、3、1、4、4、7、14、7着
3番人気
3、8、4、2、6、3、1、8、12、2着
4番人気
7、4、9、13、13、5、13、4、3、9着
典型的な紐荒れ傾向で人気薄は3着だけでなく連に絡むことが多い。人気馬は1〜3番人気がよく絡みますが大敗も多く見極めが重要です。
4番人気は不振なので連軸は3番人気以内から紐荒れを狙って…って感じでしょうか。
前走成績から
阪神JF掲示板から直行
3、1、13、1、1、7、10、7着
エルフィンS1着馬
1、2、3、12着
エルフィンS2〜5着馬
8、4、2、4、14、6、5、14、3、8、1、3、4、2、5、8着
エルフィンS6着以下
5、10、9、2、3、7、14着
クイーンC掲示板から
2、6、9、7、5、13、4、10着
クイーンC6着以下
3、6、3、12、1、4、5、8、8、10、14、7、11、6、11、13、11着
主力ステップは上の2つ阪神JFからの直行馬とエルフィンS組。この2つのレースから連対馬の半分が出ています。基本は両レースとも5着以内ですが6着以下からもデアリングハート(エルフィンS6着)、ワンカラット(阪神JF12着)と巻き返しもあるので要注意。
この2レースと同じくらいの出走馬を送り込んでいるクイーンCですが、頭数の割りに連対数が少なく割引きローテ。
前走芝の500万条件1着馬
中、3、1、10、8、2、15、9着
前走芝の500万条件で負けていた馬
16、1、10、6、10、11、5、6、9、8、16、16着
前走ダートの500万条件1着馬
2、10、7、11、13、12、5、12、8、15、2、11、2、6、9、13着
前走ダートの500万条件でまけていた馬
4、11、5、9、9、15着
新馬、未勝利戦出走馬(芝、ダート)
8、15、8、11、15、16、7、14、15、16、9、11、15、4、10、12、16着
上の3レースを除くステップでは前走500万で勝ってた馬が連対馬を多く出しています。勝ってさえいれば芝・ダートは特に問わない模様で人気的にはダートで勝ってきた馬が狙い目かもしれません。
例外が1頭いますが(ローズバド)500万下で負けてた馬や、新馬・未勝利からの出走馬は大きく割り引いた方がいいかしれません。
今日のまとめ
今年は主力ステップであるエルフィンS組が殆どチューリップ賞に流れていった為、ここから軸にできそうな馬は見当たりません。またテイラーバートンは鬼門のクイーンCステップ。ここまでの流れも悪い気がしますし、なんかミクロコスモスの再現になりそうな…。
という訳でデータで好走が期待できる主力ステップから唯一変えそうなのがラナンキュラス。まぁこういうのがなくても心中しますけどね、心強い限り。
相手は500万下の勝ち馬を。
最後にデータ的にはちと厳しいですがグレナディーンも抽選通りますように!