2010年08月03日
函館2歳S 過去の傾向から
さて、早くも2歳重賞がスタート!
過去の勝ち馬や連対馬をみても来年のクラシックに繋がるレースとは言いづらいので、そんなに注目度は高くはないんでしょうけどね…。
ただこのレース、牝馬が勝つとそれだけでクラシックに出走できる賞金が確保できちゃう(まぁ牡馬が勝っても同じことが言える訳ですが)。距離的なものから牡馬の勝ち馬はそんなにはクラシックには出てこないんですが、牝馬の勝ち馬はほぼ桜花賞に出走しております。
つまり牝馬が勝つと桜の枠が1つ減るという事。
毎年のように出れれば面白そうだなという馬が、オークスTRに回ったりしてますのでここでの賞金加算はホントにレースを面白くするという意味でいい事なのか?と思ってしまいます。
あと1ヶ月もしない内に札幌では500万条件も組まれる訳ですからここもラベンダー賞を500万、函館2歳SをOPにでもいい気がするんですけどね。もしくは重賞のままでも1800mにしちゃうとか。
1200mの重賞が悪いとは思いませんが、面子があまり揃ってない内に賞金をあまりにも簡単にポンポン加算させちゃうのはどうなのか。小倉の2歳Sもありますし短距離馬の目標はそこでいいんじゃないかと。
自分の指名馬が出てたらこんなこと一切言わないんでしょうけどね(笑)
いないんで書いてみました。すみません。
それでは函館2歳Sの過去10年の傾向です。昨年は札幌開催でしたがレースキャリアと人気に絞ったデータなので弾かずデータに入れてみました。
上位人気の成績()内は札幌開催
1番人気
2、2、8、5、2、3、14、6、2、(1)着
2番人気
5、4、4、1、9、11、6、3、1、(2)着
3番人気
1、1、7、2、4、1、9、7、14、(10)着
4番人気
7、8、6、3、7、7、5、9、7、(6)着
1〜3番人気の馬で6勝、2着6回。キャリア1戦、2戦の馬が多いということを考えれば結構人気もアテになるんじゃないかと。そう考えてもいい数字。
ただしその1〜3番人気が全滅した年が3回もあり、飛ぶときはまとめて飛ぶ傾向でもあります。
決して堅いレースではないので、“人気”は馬を選ぶときのプラス材料程度にしとくのがいいのかもしれません。
ラベンダー賞
1着馬
4、5、4、1、6、1、2、(2)着
2着馬
1、3、2、7、10、11、11、(8)着
3着以下
11、7、10、10、4、5、12、14、16、9、2、4、5、7、4、5、7、(12、15)着
ラベンダー賞の連対馬がよく馬券に絡むイメージがありますが勝ち馬でも連対率は5割ほど。2着馬は現在ボロ負け中と、思ったほどは好成績を残せてません。
ラベンダー賞2着馬が人気になりそうな今年は思い切って穴狙いなんてのも面白いかも。
キャリアと人気から()内は札幌開催
1〜4番人気でキャリア1戦の馬
5、7、4、8、7、8、1、3、2、9、3、7、11、5、9、14、3、6、9、1、14、(1、6、10)着
1〜4番人気でキャリア2戦以上の馬
1、2、1、2、4、6、2、5、4、7、1、6、7、2、7、(2)着
5〜9番人気でキャリア1戦の馬
5、9、7、8、9、1、10、13、2、6、1、3、8、3、5、6、13、(3、13、16)着
5〜9番人気でキャリア2戦以上の馬
3、4、6、8、9、3、7、10、13、1、2、3、5、4、6、3、8、5、9、10、2、4、8、1、5、10、11、(8、9)着
1〜4番人気の馬でもキャリア1戦の馬であれば連対率は16.7%。ただ今このタイプの馬が2年連続優勝中なので軽視はできませんが、正直ローリスク・ハイリターン。
一方でキャリアが2戦以上あった1〜4番人気馬の連対率はちょうど50%。人気馬から行くときはキャリアにも注目しといた方が良さそうです。
キャリア1戦の馬は5番人気以下で結構穴をあけるので、どうせキャリア1戦の馬を買うなら人気薄を狙った方がいいかも。
今日のまとめ
専門誌の印をみるとラベンダー賞の2、4着馬マイネショコラーデ、タイセイファントムとキャリア1戦のマジカルポケット、エーシンジャッカルに重い印。
これらの馬がそのまんま人気になるとしたら上のデータからはどれもこれも怪しい。。まぁ、まとめて飛ぶという事も考えづらいんですけど、実際人気馬の総崩れは3回もありますしねぇ。
どうせわかんないのなら、外したつもりで大穴馬券でも買ってみようかしら。